連載コラム

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2023年09月22日

なでしこリーグのSDGs もう一つのゴール ニッパツ横浜FCシーガルズ編

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地球温暖化は女子サッカーの現場にも深刻な影響を及ぼし始めています。酷暑が当たり前となったこともあり、現在のなでしこリーグは真夏に試合を開催していません。それでも、選手たちはピッチで厳しい暑さを実感しています。

室井胡心(むろいここ)選手 「年々、暑くなっていると感じます。1試合で飲む水の量が増えています」
川添ゆず選手 「朝の練習でもかなり汗をかきます。」
松本莉緒選手 「ハーフタイムに、一度、体温を落とすことで後半から集中して試合に入ることができています」
渋谷巴菜(しぶやはな)選手 「試合中は頑張れるのですが試合が終わると疲れがどっときます」

ニッパツ横浜FCシーガルズはオフィシャルクラブパートナーである株式会社リベルタが展開するクーリングウェア「氷撃・フリーズテック」の『ヒートレスキュー プロジェクト』に参加しています。プロジェクトの一環として、2023年6月24日のホームゲーム開催後に、子どもたちの暑さ対策を応援する横浜FC『氷撃SOCCER SCHOOL』を開催しました。会場では、子どもたちが持参した不要なTシャツと「フリーズテック」のシャツを交換。子どもたちは「フリーズテック」のシャツに着替えてピッチに飛び出し元気にボールを蹴りました。熱中症をテーマにしたクイズ形式のゲームも行いました。資源を再利用することの大切さを伝えると共に、頭と身体で地球温暖化や暑さ対策を学べる一石二鳥の仕掛けです。

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持参した不要なTシャツと「フリーズテック」のシャツを交換

汗でぐっしょり濡れたアンダーウェアは皮膚に貼りつき通気性が損なわれ、体熱がこもってしまいがちです。しかし「フリーズテック」は、かいた汗がウェアに施してある「氷撃冷感プリント」に反応することで生地温度を下げ、更に風による気化熱効果で冷たさを感じられるため、汗をかいて濡れている間冷感が持続します。そのため、着用すると汗を多く出すことに躊躇しにくくなり、子どもたちは十分な水分補給を行うようになります。

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子どもたちは水筒を持参して参加

選手たちは、率先して水分補給をしながらサッカー教室やリレーイベントを進め、子どもたちと一緒に汗をかきました。

「私たちは試合中に喉が渇く前に水分補給をしています」と、松本選手。「フリーズテック」のシャツを着用した子どもたちが選手を真似し、水分補給の大切さを経験してもらえたと感じています。川添選手は「選手だから伝えられることがある」と言います。

日頃は横浜FCスクールコーチとして働いている渋谷選手は、サッカーで交流する時間にSDGsの取り組みが加わったことに充実を感じています。
「一緒に学んでいけることで、少しかもしれないけれど(SDGsの取り組みや地域に)貢献できていると思います」

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こまめに水分補給をしながら実施したサッカー教室

株式会社リベルタ ブランド戦略部 ブランド戦略課の代田桃(しろたもも)さんは、プロジェクトの準備を進める中で、ニッパツ横浜FCシーガルズと同じ願いを共有できていると感じていました。暑さ対策を行うことでより快適で安心にスポーツをできる環境を提供したいという考えが、ニッパツ横浜FCシーガルズと合致したからこそ実現した複合的な取り組みでした。

「親御さんにアンケートをとると、暑さ対策として、水を飲む、帽子を被せる、こまめに休憩することは浸透しているとわかりますが、実は、着るウェアを変更することで、さらに対策できることもあるので、それを伝えたいのが弊社の想いでした。選手の皆さんは子どもたちの憧れの的です。一緒にサッカーをできることが、このイベントに来てくださるきっかけになりました。ニッパツ横浜FCシーガルズとのつながりから、このプロジェクトを子どもたちに大きく広げていければと思っています」

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「フリーズテック」のシャツを着用した子どもたち

ニッパツ横浜FCシーガルズはこれからも、選手と子どもたちが一緒に楽しみながらSDGsを学べるように、機会づくりを続けていきたいと考えています。

Text by 石井和裕

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