連載コラム

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2021年12月09日

日本全国なでしこリーグの街を訪ねて 福岡J・アンクラス編

福岡市はスポーツが盛んな都市です。さまざまなスポーツクラブが活動しています。また食の宝庫とも言われ、国内外各地の食文化との融合と調和から魅力的な郷土料理が生まれています。今回は福岡J・アンクラスと関係の深い3組を訪ね「良いものは何でも取り入れる」福岡の気質を感じてみましょう。

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子どもたちが将来、スポーツを始める入口に
公益財団法人福岡市スポーツ協会の皆さん

公益財団法人福岡市スポーツ協会は、スポーツ文化の発展と活力ある社会づくりに寄与することを目的に、生涯スポーツや競技スポーツの推進をしています。42のスポーツの競技団体が加盟しています。

福岡J・アンクラスは、福岡市スポーツ協会が主催する「スタージャンプ福岡」と「スポーツ体験塾」の実施に協力しています(2021年は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため中止)。

「スタージャンプ福岡」は、小学校1~3年生を対象としたスポーツイベント。福岡を拠点とするスポーツクラブの選手やコーチと一緒に、いろいろな球技のボールを使って遊びます。アビスパ福岡(サッカー)、福岡J・アンクラス(サッカー)、福岡ソフトバンクホークス(野球)、ライジングゼファー福岡(バスケットボール)、宗像サニックスブルース(ラグビー)、九州電力キューデンヴォルテクス(ラグビー)の6団体の協力で行われています。

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公益財団法人福岡市スポーツ協会 左:事業課スポーツ振興係長 梶原あづささん、中:事業課長 倉掛速雄さん、右:事業課 村上織音さん(※撮影時にマスクを取りました。)

「プロ・アマチュアの人たちが、それぞれのユニフォームを着た状態で、それぞれの競技のボールを使って、ごっちゃになって一緒にやるのがとても珍しいのかな。(各団体の)一体感で続いています」
事業課長の倉掛速雄さんは6団体の中で唯一の女子チームである福岡J・アンクラスの存在が、女の子の参加者に安心感を与えてくれると言います。

スポーツ体験塾は、誰でも参加できる体力測定会と小学生を対象としたいろいろなスポーツが体験できる教室です。
事業課スポーツ振興係長の梶原あづささんは、日頃からサッカー教室を数多く開催し、多様なノウハウを有している福岡J・アンクラスに期待しています。
「やはりアンクラスさんは盛り上げるのがすごく上手。特に女の子たちが喜んでくれます。さすがです。これからも一緒に続けていただけたらと思っています。私たちはアンクラスさんのなでしこリーグでの活動を応援します。何か力になれればと思います」
事業課の村上織音さんもエールを送ります。
「アンクラスさんの活躍は、子どもたちが将来、スポーツを始める入口になると思うので、今後も頑張って続けていただきたいです」
福岡J・アンクラスの選手、コーチは、こうしたイベントで、福岡市民との接点を広げています。福岡市のスポーツ振興を進める仲間たちと共に歩んでいます。

福岡J・アンクラスにはWOWがある
有限会社楽天地 常務取締役 水谷美穂さん

もつ鍋の専門店として創業45年。元祖もつ鍋楽天地は国内で12店舗、海外で2店舗を展開しています。元祖もつ鍋楽天地の店内で目立つのは、もつ鍋宅配便のお知らせ。美味しいもつ鍋をレトルトにして宅配販売しているのです。元祖もつ鍋楽天地を経営する有限会社楽天地 常務取締役の水谷美穂さんは「地域の雇用を生み出して、みんなで郷土料理を守っていこうという取り組みです」と言います。雇用の拡大に強いこだわりのある企業です。

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有限会社楽天地 常務取締役 水谷美穂さん (※撮影時にマスクを取りました。)

有限会社楽天地はアンクラスパートナーズ(胸スポンサー)。ただユニフォームにロゴを掲出するだけではない、一緒に地域の雇用拡大を目指す強固な関係にあります。
「アンクラスの長谷川社長に紹介していただいて、弊社はパラスポーツの選手を育てる会社様に、働く場所を提供することで、支援させていただくことになりました。
まだ将来的なお話ですが、こうやって雇用を生み出す活動から横の繋がりが生まれ、お互い 助け合って何かをできるって素晴らしいことですよね、ワクワクします。働く場所を作る、 スポーツをしたい障害者を雇用して育てる......なんだか2人3脚で一緒に進める夢がある じゃないですか」

福岡J・アンクラスのファンクラブ(アンクラッキーズ)には入会特典があります。入会された会員全員に元祖もつ鍋楽天地のもつ鍋セットが届くのです。このもつ鍋セットは福岡J・アンクラスが元祖もつ鍋楽天地から購入しています。
「私たちはチームを応援する立場なので、アンクラスから応援(購入)していただくことは頭になかったです。もつ鍋セットが届いたサポーターからの評判も良く、これをきっかけに元祖もつ鍋楽天地の知名度も上がっているようです。お店に通ってくださる方がいてありがたいですね。アンクラスとは、温かいつながりと思っています」

水谷さんは河島美絵監督に人間的な魅力を感じています。
「監督がめちゃめちゃいい。本当に、温かくて良いです。選手との距離も近いし選手と一緒に何かやっていこうという一方で、やっぱり監督としての立場とか厳しさとかいろいろなものを背負っている大きなオーラがあります。
あと、私たちの仕事でもそうなのですが、ともすると『こうあらねばならない』ということがあります。でも、その枠を超えて彼女はワクワクすることしてくれます。WOW(顧客の感動)ですね。WOWを作っていける人だと思いますね。やっぱりワクワクすると挑戦が続くし、楽しい。いろいろな人を巻き込む力もある。ミラクルも起こるという意味でも、面白い方ですね。

アンクラスが「楽しいこと」や「ためになること」をやってくれると、私たちに女性にとって、すごく刺激になります。「あ、こうきたか」とか......共に成長して、大きくなっていきたいと思っています。アンクラスは、日本の女性のために頑張っていただいている気がします。本当に応援したいと思っています。女性として尊敬しています。アンクラスと一緒に進んでいると「私もできる」って思えてきますね。

明治安田生命保険相互会社
福岡支社 理事支社長 生井俊夫さん
博多住吉営業部支部マネージャー 前野奈津希さん

次にお話をお聞きしたのは明治安田生命保険相互会社 福岡支社です。明治安田生命保険相互会社はJリーグのタイトルパートナーとして知られています。また、地域の皆さんが地元のJクラブ選手等と楽しみながら一緒に歩くことで、健康づくりを応援していく『明治安田生命Jリーグウォーキング』を展開しています。
生命保険業界は昔から女性が多い職場です。家庭を持ちながら、子育てをしながら、介護しながら、多くの女性が働いています。明治安田生命保険相互会社 福岡支社は、女性を応援したいというスタンスから、Jリーグに加えて福岡J・アンクラスの応援を始めました。

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明治安田生命保険相互会社 福岡支社 理事支社長 生井俊夫さん (※撮影時にマスクを取りました。)

「青少年の健全育成を目的に、地元のアビスパ福岡とサッカー教室をやっています。年を追うごとに小学生の女の子の参加者が増えているように感じます。地元に女子サッカーチームがあると、彼女たちの将来の目標になる。女の子が夢を持てるように、私どもが少しでもお役に立ちたいと考えて、アンクラスさんへのご協力を始めています」
福岡支社 理事支社長 生井俊夫さんは、福岡J・アンクラスと一緒に、地域の健康増進を応援していこうと考えています。
「応援する輪をできるだけ広げていきたいです。できれば、アンクラスさんと一緒に、地元の方々の健康増進に関わるウォーキングのイベントやサッカー教室に取り組むことができたらありがたいです」

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博多住吉営業部支部マネージャー 前野奈津希さん (※撮影時にマスクを取りました。)

前野奈津希さんは博多住吉営業部支部マネージャー。営業の最前線で活躍しています。
「こうやって福岡に女子のチームがある、そこに頑張っている女性がいる。アンクラスの存在は、心強くもあるし、活躍すれば、福岡がこれからもっと明るくなると感じますね」

福岡市はスポーツが盛ん。つまり多くのスポーツクラブが競合する激戦地でもあるのですが、今回の取材では「福岡J・アンクラスには明るさ、刺激、安心感がある......」温かな言葉をたくさんいただきました。そして、多くの女性の支持を得ています。福岡J・アンクラスの独自性が、他のスポーツクラブにはない輝きを放っている感じがします。

今回は福岡J・アンクラスのホームタウン・福岡市の皆さんを訪ねました。

Text by 石井和裕

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