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国際大会情報

オリンピックの組み合わせが決定

ロンドンオリンピックを7月に控え、サッカー競技の組み合わせが決定ました。また、ヨーロッパではクラブチャンピオンの準決勝が、日本ではフレンドリーマッチが行われ、国際試合も数を増してきました。それぞれの情報をお伝えします。(2012.5.4)

イギリス発
ロンドンオリンピック、組み合わせ決定

 7月に行われるオリンピック・サッカー競技の組み合わせ抽選会が4/24(火)にロンドン・ウェンブリー競技場で行われました。女子は12チームがE~Gの3グループに分かれ、7/25(水)、28(土)、31(火)の3日で予選リーグを開催、8/3(金)に準々決勝、6(月)に準決勝、9(木)に決勝、3位決定戦が行われます。決勝トーナメントには、各グループ上位2チームと各グループ3位から成績上位の2チーム、計8チームが参加し、金メダルを目指します。7/25には開催国のイギリスとニュージーランドの開幕戦のほか、日本・カナダ戦、USA・フランス戦などが行われます。参加国の組み合わせは下記のとおりです。

グループE イギリス/ニュージーランド/カメルーン/ブラジル

グループF 日本/カナダ/スウェーデン/南アフリカ共和国

グループG USA/フランス/コロンビア/朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)

国際大会情報
ヨーロッパ発
決勝はFrankfurtとLyonに

 UEFA女子チャンピオンリーグは準決勝が終わり、決勝進出の2チームが決まりました。
 準決勝はドイツのTurbine PotsdamとフランスのOlympique Lyonnais、ドイツのFrankfurtとイングランドのArsenalで行われました。PotsdamとLyonの第1ゲームは、Lyonが前半からPotsdamを圧倒。雨で足元がよくなかったのですが、開始6分にLyonのAmandine Henryがシュートを決めました。さらに20分、21分と続けてゴールが決まり、前半を3点リードで終了。後半も55分、61分と得点をあげ、5-0と引き離しました。Potsdamは89分にようやく1点を返すにとどまり、4得点差でホームの第2ゲームを迎えることになりました。Potsdamは第2ゲームで前半ゲームの挽回を図りますが、なかなかチャンスを生かせません。前半に2回の好機に恵まれましたが、LyonのDFに阻まれてゴールできず。一方Lyon も60分にÉlodie Thomisがレッドカードで退場となり、10人での戦いに。Potsdamは攻撃を繰り返しながらも得点には結びつかず、0-0の引き分けで終了、第1ゲームでの得点でLyon が2年連続で決勝進出となりました。
 FrankfurtとArsenalのゲームは第1、第2ゲームともFrankfurtが勝利で終わりました。イングランドで行われた第1ゲームは64分にArsenalのMFから滑ってきたボールをFrankfurtのAna Maria Crnogorčevicがゴール、1点を先制しました。Arsenalは5分後、Ciara GrantがStephanie Houghtonのコーナーをヘッドで押し込み同点にしましたが、ロスタイム3分にFrankfurtはSvenja HuthがあげたクロスをKrestin Garedrekesがシュートし、終了間際に勝ち越しました。ドイツで行われた第2ゲームも後半にFrankfurtが2点を決め2-0で勝利し、2008年以来の決勝進出を決めました。
 決勝戦は5/17(木)にドイツ・ミュンヘンで行われます。

試合結果
第1ゲーム
4/15(日)
Lyon 5-1 Potsdam
Arsenal 1-2 Frankfurt

第2ゲーム
4/21(土)
Frankfurt 2-0 Arsenal
(4-1) 
4/22(日)
Potsdam 0-0 Lyon
(1-5)

国際大会情報
日本発
ブラジルに快勝したUSNT

 4/1(日)~5(木)に仙台、千葉、神戸で開催されたキリンチャレンジカップ2012は、日本、USA、ブラジルの3チームが参加しました。なでしこジャパンとのゲームはテレビなどで生中継されていましたが、今回は4/3(月)に行われたUSA・ブラジル戦について簡単に紹介します。
 千葉のフクダ電子アリーナで行われたゲームは天候不順により、当初の予定時間より4時間早いキックオフとなりました。USAは前半からAbby Wambachを中心に、積極的なサッカーを展開。18分にはWambachがChristie Ramponeにパス、ペナルティエリアの深いところにボールを運びました。取り合いになりながらも、USAのDF、Rachel BuehlerがCarli Lloydにボールを回し右サイドにゴール、1点を先制しました。5分後にはLauren CheneyがLloydのフリーキックを10ヤード離れた右サイドからシュート。これはゴールには届かず、ゴールから3ヤード離れたところにいたShannon Boxxがこのクロスに頭で合わせて低い位置にシュート、これが決まって前半で2点をリードしました。ブラジルは30分にFormiga が右サイドからクロスを送りますが、フィールドから外れてしまい得点に結び付けられません。また、Crstinaneの右コーナーへのシュートもゴールには至りませんでした。USAもこの後に2回の得点チャンスにめぐまれますが、得点にはなりませんでした。
 後半に入り、68分に再びAlex MorganからのフリーキックでUSAに得点チャンスが訪れましたが、オフサイドで得点にはなりませんでした。83分、Army RodriguezがブラジルのDaianeのファウルでフリーキックのチャンスを得、3得点目をあげました。ブラジルは女子ワールドプレイヤーのMartaを欠いてでの戦いとなり奮闘しましたが、USAから得点をもぎ取ることができませんでした。
 全試合の結果は下記のとおりです。

大会結果
4/1(日)会場:ユアテックスタジアム仙台
      日本 1-1 USA
4/3(火)会場:フクダ電子アリーナ
      USA 3-0 ブラジル
4/5(木)会場:ホームズスタジアム神戸
      日本 4-1 ブラジル

順位 1日本 2USA 3ブラジル

国際大会情報

各地域で国際大会が活発に

北中米、ヨーロッパでは冬期も終わり、フレンドリーマッチでもある国際試合が活発に行われています。2月末~3月に行われた主な国際試合の結果をまとめてお伝えします。(2012.4.6)

ヨーロッパ発
準決勝進出の4チームが決定

 UEFA女子チャンピオンズリーグでは、準々決勝進出8チームのホームアウェイ戦が行われ、準決勝進出の4チームが決定しました。
 イングランドのArsenal とスウェーデンのGöteborgのゲームは、第1ゲームからArsenal が3-1とリード。GöteborgのLisa Ekが10分に先制ゴールを決めますが、15分後にはArsenal のJordan Nobbsが同点に。終了15分前にはKim LittleのPKが決まり、82分には追加でEllen WhiteもゴールしArsenalが勝利しました。スウェーデンで行われた第2ゲームではArsenal がゲームを支配するものの得点には至らず、Göteborgは終了間際の90分にJane TrongvistがGKにはじかれたボールをシュートし、1-0で勝利しました。しかし、総得点でArsenalが昨年に引き続き準決勝進出を決めました。
 昨年の覇者、フランスのLyonとデンマークのBrøndbyのゲームは、第1、第2ゲームともLyonが圧倒的な強さを見せ、終始リード。Brøndbyにシュートを打たせないような堅い守備を見せ、どちらのゲームも4-0でLyonが勝利しました。
スウェーデンのMalmöはドイツのFrankfurtと対戦。第1ゲームの25分にゴール前にいたMalmö のSara Björk Gunnarsdóttirがボールを慎重にシュートし、1点を確保。この1点が決勝点になり、Malmöは第1ゲームに勝利しました。第2ゲームでは後半Frankfurtがその均衡を破りました。66分にKerstin Garefreksが先制ゴールを決め、89分には17歳のSilvia Chojnowskiが追加点を、ロスタイムにはGarefreksさらに得点を稼ぎ3-0とFrankfurtが勝利。トータル3-1でMalmöの準決勝進出はなりませんでした。
ロシアのRossiyankaと対戦したドイツのPotsdamは第1ゲームほ前半を2-0とリード、そのまま得点をキープし勝利しました。第2ゲームではRossiyankaのTetyana ChornaがヘッドでオウンゴールしてしまいPotsdamは1点を先取、前半ロスタイムには永里優季選手がゴールを決め2-0。後半77分には、永里選手と第1ゲームでPKを決めたBabett Peterのコンビで1点を追加、3-0と快勝し、トータル5-0で準決勝に進出しました。
準決勝は第1ゲームが4/15(日)、第2ゲームが4/21(土)、22(日)に行われ、決勝進出のチームが確定します。
試合結果は以下のとおりです。

試合結果
第1ゲーム
3/14(水)Arsenal 3-1 Göteborg
      Potsdam 2-0 Rossiyanka
      Lyon 4-0 Brøndby
3/15(木)Malmö 1-0 Frankfurt

第2ゲーム
3/21(水)Frankfurt 3-0 Malmö
            (3-1) 
Brøndby 0-4 Arsenal
           (0-8) 
Göteborg 1-0 Arsenal
      (2-3) 
3/22(木)Rossiyanka 0-3 Potsdam
             (0-5)

準決勝組み合わせ
Arsenal vs Frankfurt
Lyon vs Potsdam

国際大会情報
パナマ発
U-20女子W杯の進出チームが決定

 パナマでは、U-20女子W杯のCONCACAF地区予選が行われ、W杯出場チームが決定しました。
 Group Aをトップで通過したカナダは準決勝でGroup Bの2位、地元パナマと対戦。25分にNkkem Ezurikeのゴールで1点を先制、後半開始直後47分にJenna Richardsonがゴールを決めると、カナダは完全にペースをつかみ、後半だけで5得点という猛攻を見せ、6-0で決勝に進出しました。
 Group BトップのUSAはGroup Aの2位、メキシコと対戦しました。USAは11分にJulie Johnstonがトーナメントで3得点目となるゴールを決めてリード、さらに37分、38分と追加点をあげ、前半で勝利を決定づけました。
 カナダとUSAの対戦となった決勝戦は、カナダが先制。5分にUSAのクロスパスが落ちた地点に、準決勝でもゴールを決めたRichardsonが走り込み右足でシュート、これが決まり早々に1点をあげました。このゴールはUSAにとって、今大会で初めて奪われたゴールとなりました。USAは前半からなかなか得点をあげることができませんでしたが、79分にMaya Hayesがゴール近くにきたクロスボールを右足で低くシュート、これが決まり同点に追い付きました。終了間際の89分にはChioma Ubogaguが逆転のゴールを決め2-1となり優勝が決まりました。
 メキシコとパナマで行われた3位決定戦は、メキシコが5-0で勝利。女子U-20 W杯へはUSA、カナダ、メキシコの3チームがCONCACAF代表として出場することになりました。
大会結果は以下のとおりです。

大会結果
予選リーグ
Group A 1カナダ 2メキシコ 3ハイチ 4ジャマイカ
Group B 1USA 2パナマ 3グァテマラ 4キューバ

準決勝
3/9(金)USA 4-0 メキシコ
     カナダ 6-0 パナマ

決勝
3/11(日)USA 2-1 カナダ

3位決定戦
3/11(日)メキシコ 5-0 パナマ

国際大会情報
ポルトガル発
優勝はドイツ、USAは3位に

 今年もポルトガルで行われたアルガルベカップですが、なでしこの活躍がテレビでも放映され、話題となりました。
 昨年大会を欠場したドイツはGroup Aでスウェーデン、アイスランド、中国と対戦しました。アイスランドとの第1ゲームを1-0で勝利し、ヨーロッパチャンピオンの貫録を見せつけると、続く中国との第2ゲームにも1-0で勝利。このゲームでは中国の選手2人に2枚目のイエローカードが出されるなど、白熱した試合となりましたが、32分にMelanie Behringerが決勝点を決めました。第3ゲームのスウェーデ戦ではCelia Okoyino da Mbabiがハットトリックを達成、Alexandra Poppも得点を決め、4-0と快勝しました。
 優勝決定戦は昨年のワールドカップチャンピオン、日本と対戦。前半にDzsenifer Marozsan、Okoyino da Mbabiが20分、22分と続けて得点を決めますが、35分には川澄奈穂美選手に追い付かれて1点を返されてしまいました。55分には田中明日菜選手にも得点を許し同点に。88分にOkoyino da Mbabiが今ゲーム2得点目のゴールを決めますが、90分には永里優季選手に再び同点ゴールを決められ、ロスタイムに。一進一退を極めたゲームでしたが、ロスタイム1分にOkoyino da Mbabiがダメ押しの1点を決め、4-3とこの激戦に勝利しました。
 一方、昨年優勝のUSAはGroup Bの第3ゲームで日本に0-1と敗退し、スウェーデンとの3位決定戦に臨みました。Alex Morganが前半に2点、後半に1点を決めナショナル・チームに所属して初めてハットトリックを達成、Abby Wambachも36分にゴールをきめて4-0で勝利しました。
大会結果は以下のとおりです。

大会結果
グループリーグ
Group A 1ドイツ 2スウェーデン 3アイスランド 4中国
Group B 1日本 2USA 3デンマーク 4ノルウェー
Group C 1ウェールズ 2ポルトガル 3ハンガリー 4アイルランド共和国

順位決定戦
3/7(水)
11位決定戦 ハンガリー 1-2 アイルランド共和国
9位決定戦 ポルトガル 0-1 中国
7位決定戦 ウェールズ 0-3 ノルウェー
5位決定戦 アイスランド 1-3 デンマーク
3位決定戦 USA 4-0 スウェーデン
1位決定戦 日本 3-4 ドイツ

最終順位
1ドイツ 2日本 3USA 4スウェーデン 5デンマーク 6アイスランド 7ノルウェー 
8ウェールズ 9中国 10ポルトガル 11アイルランド共和国 12ハンガリー

国際大会情報

U-20女子ワールド・カップを日本で開催

今年8月に行われるU-20 女子ワールド・カップですが、開催国が急きょ日本に変更になりました。開催地変更の経緯と、USAで行われた国際試合の模様をお伝えします。(2012.3.2)

FIFA発
女子W杯優勝がきっかけに

 FIFAは、今年行われるU-20 女子ワールド・カップの開催地をウズベキスタンから急きょ日本に変更することを発表しました。
 昨年12月に東京で行われたFIFAの理事会で、ウズベキスタンが大会を開催するにあたっての準備などが整っていないことがあげられ、急きょ代替地として日本への要請が決まりました。
 FIFAは「日本はFIFA国際大会の開催実績もあるので、女子の国際大会は初めてかもしれないが、必ずうまく運営してくれると確信している」とコメントしています。また、昨年女子W杯優勝はもちろん、FIFA女子年間最優秀選手賞には澤穂希選手が、FIFA女子年間最優秀監督賞には佐々木則夫日本女子代表監督が選出されるなど、日本が世界の女子サッカー界において飛躍的に評価されていることなども理由になりました。
 これを受けて、JFAの小倉純二会長は「このような提案は願ってもいないことです。なでしこジャパンが世界タイトルを獲得したことに続いて、女子サッカーに関心を持つ人を引き付ける絶好の機会だと思います。日本は確かに女子サッカー熱が急上昇しています。今年日本で行われる2つのFIFAの国際大会は、東日本大震災の被災者の方たちにも大きな勇気となると思います」と話ました。
 U-20 女子ワールド・カップは8/19(日)~9/8(土)に行われます。16チームが参加しますが、現在は、ドイツ、イタリア、ノルウェー、スイス、日本、北朝鮮、中国、韓国、アルゼンチン、ブラジルの10チームの参加が確定しています。開催地の詳細については、決まり次第お伝えします。

国際大会情報
USA発
土壇場で追い付いて勝ち越した!

 USA女子ナショナルチームは、2/11(土)にニュージーランドとのフレンドリー・マッチを行いました。
 会場のテキサス州フリスコのFCダラス・スタジアムには2万人以上のファンが集まり、ゲームを観戦しました。前半はスコアレスで終了しますが、49分、左バックにいたKelley O'HaraがあげたバックパスがうかつにもUSAのペナルティエリアに入ってしまいました。そこへニュージーランドのFW、Hannah Wilkinsonが走り込んできてシュート、USAのGK、Nicole Barnhartが止める間もなくゴールが決まりました。このゴールはUSAにとって2012年のゲームで最初に取られた得点となりました。
 しかし、USAはこの得点に反応します。57分、前半に左翼でひじょうによい動きを見せたAmy Rodriguezが左から右バックのAmy LePeilbetにクロスをあげ、そのボールを中央にいたAbby Wambachに送ろうとしますが、ヘッドであげたボールが直接ニュージーランドのGK、Jenny Bindonにわたってしまい失敗。67分には、右サイドからのコーナーキックをMegan Rapinoeがヘッドしますが、これもフレームにあたり、セーブされてしまいます。その10分後にも大チャンスが巡ってきますが、これもクリアされてしまいました。
 88分、Rapinoeが右サイドからクロスをあげるとAlex Morganがヘッドで受け地面に落とし左隅にシュート。いったんはBindonに止められたように見えましたが、審判の判定で得点が認められ、土壇場で1-1の同点に追い付きました。さらにロスタイム3分、左翼からのボールをRachel Buehlerがクロスであげ、Wambachが軽くボールを浮かせるとMorganが左ポストの近くにヘッドで押し込みました。バウンドしたボールは右ポストに落ちてゴール。この追追加点が決勝点となり、ぎりぎりの時間でUSAがニュージーランドに勝ち越しました。試合結果は以下のとおりです。

試合結果
2/11(土)USA 2-1 ニュージーランド

国際大会情報

CONCACAFのオリンピック最終予選が行われ、USAとカナダが出場を決定しました。大会の様子を振り返ります。(2012.2.3)

カナダ発
USAとカナダがロンドンへ

 カナダのバンクーバーで行われたCONCACFのオリンピック最終予選。1/19(木)からグループステージが行われ、上位4チームが準決勝進出、準決勝の勝利2チームがロンドンオリンピックへ参加できます。ホスト国のカナダ、カリビアン・ゾーンからキューバ、ハイチ、ドミニカ共和国、セントラル・アメリカからはコスタ・リカ、グァテマラ、北米からはUSAとメキシコが参加しました。
 Group Aで準決勝に進んだのは、カナダとコスタ・リカ。第1ゲームのコスタ・リカとキューバの試合は、コスタ・リカが開始12分に得点を決めて先制、後半にも追加点をあげ、早々と1勝を挙げました。一方、カナダはChristine Sinclairを中心にハイチを攻撃、Sinclairが4得点を挙げる活躍を見せました。カナダもコスタ・リカも共に第2ゲームを2-0で勝利し、準決勝進出を決めました。
 Group BはUSAの独断場となりました。第1ゲームでドミニカ共和国に14-0と圧勝、続く第2ゲームもグァテマラに13-0と大量得点をたたき出し、圧倒的な得点で勝利を収めました。
 準決勝第1ゲームはUSAとコスタ・リカでの試合。USAはTobin Heathが16分にゴールを決め、コスタ・リカにプレッシャーを与えますが、コスタ・リカは前半終了間際から徐々にシュート本数が増え、逆にUSAにプレッシャーが。しかし、USAは72分にCarli Lloydが、終了間際の89分にAlex Morganが追加でゴールを決め3-0と勝利、ロンドン行きを決めました。
 第2ゲームはカナダとメキシコで行われました。15分、カナダのLauren SesselmannがMelissa TancrediにクロスしたボールをSinclairが走り込んで受け、メキシコのGKより高い位置にシュートし、先制しました。8
分後には、Sinclairの後ろ8mにいたTancrediにKelly Parkerを経由してボールを送ると、Tancrediが右足でシュートを決め2点目。メキシコは後半に入り、カナダのディフェンスのミスで、Monica OcampoがカナダのGKの前に走り込み、コーナーからのシュートを決めようとしますが、失敗。しかし、バウンドしたボールをVeronica Perezがシュートし1点を返します。カナダは76分、Sinclairが再びゴールを決めて3-1で勝利し、オリンピック出場を決めました。
 USAとカナダで行われた決勝戦はMorganとAbby Wambachが2得点ずつを決め、4-0でUSAが勝利。USAは開始4分でMorganがゴールを決めると、カナダにプレッシャーを与えました。カナダは16分、Candace Chapmanがヘッドで押し込もうとしますが、高すぎてゴールには至りません。USAは24分、ペナルティエリアの右からボールを奪ったMorganがゴール近くのWambachにパス、そのままシュートが決まり2-0に。4分後、Lloydが低い位置からシュートしますが、右ポストに当たり、そのリバウンドをMorganが受け、中央にいたWambachにパス、右足でシュートし3点目を決めました。カナダも奮闘し、44分にChristina Julienがシュートを放ちますが、GKのHope Soloに阻まれてしまいました。USAは56分にMorganが4点目を追加し、USAの勝利で終わりました。
 大会結果は以下のとおりです。

大会結果
グループステージ(1/19(木)~24(火))
Group A 1カナダ 2コスタ・リカ 3ハイチ 4キューバ
Group B 1USA 2メキシコ 3グァテマラ 4ドミニカ共和国

準決勝
1/27(金)USA 3-0 コスタ・リカ
カナダ 3-1 メキシコ

決勝
1/29(日)カナダ 0-4 USA

国際大会情報

地区予選突破を見据えたゲーム

USAのナショナル・チームがスウェーデンと、カナダのU-17 チームがメキシコのU-17チームとそれぞれフレンドリー・マッチを行いました。各ゲームともオリンピック、ワールドカップの地区予選の前哨戦として位置付けられています。それぞれのゲームの模様を振り返ります。(2012.1.6)

USA発
土壇場でスウェーデンに追いついたUSA

 11/19(土)にアリゾナ州・フェニックス大学スタジアムでUSAとスウェーデンのゲームが行われました。18,000人以上という大観衆がスタジアムを埋め尽くし、USAがスウェーデンを圧倒する攻撃を見せるのではないかと期待していました。
 その予想通りにUSAがゲームを支配。8分にはCarli Lloydからボールを受けたAmy Rodriguezが右足でシュートしますが、12ヤードの距離があり得点には至りません。16分にはShanonn Boxxが同じような場所から再びシュート、これもスウェーデンのGKに阻まれました。一方、スウェーデンは19分にLotta Schelinがボールを前に運びますが、USAのDFに阻まれてゴールは決まりません。
 しかし、先にチャンスが来たのはスウェーデン。28分にSofia JakobbsonがUSAの右サイドのボールを奪い、18ヤードからシュート、ひじょうにきれいなにゴールが決まり先制しました。USAにも同点になるチャンスはあり、中盤のLauren Cheneyが何度かチャンスを作りますがゴールには至らず、前半は1-0で終了しました。
 後半に入ると、Boxx 、Cheney がすばらしいプレイでUSAに得点チャンスを作ります。しかし、ゲームを優勢に動かすもののなかなか1点が取れません。USAはHeather MittsとBoxxがFWのAbby Wambachにボールをパスしますが、ディフェンスに阻まれ中へ持ち込むことができませんでした。74分、Alex Morganがピッチに入ると、スウェーデンディフェンスを広げ、素早い動きでスペースを見つけシュートを試みます。78分には、CheneyはMorganが中に入れられるスペースに気づきますが、14ヤードからのシュートはクロスバーにあたり、これも得点になりません。3分後、ゲーム終了が迫りくるなかでHeather O'Reillyがペナルティ・エリアのフリースペースを見つけ、Morganが直ちにそこに入り左足でシュート。ゴールはGKに止められましたが、そのリバウンドをTobin Hearthがシュートし、ようやく同点に追いつきました。ゲーム終了までチャンスはまだありましたが、追加点には至らず1-1で終了しました。
 USAは今月カナダのバンクーバーで行われるCONCACAFのオリンピック最終予選に出場することになっています。試合の結果は以下の通りです。

試合結果
11/19(土) USA 1-1 スウェーデン

国際大会情報
メキシコ発
カナダがメキシコに競り勝つ

 メキシコシティでは、U-17のカナダとメキシコのフレンドリー・マッチが行われました。
 63分、メキシコのJessica Valdezのオウンゴールでカナダがうれしい先制点をとりました。さらに78分にはカナダが追加点をあげ、2-0とし、カナダ勝利で終わりました。メキシコも得点のチャンスは何度かありましたが、最後までゴールには結び付きませんでした。
メキシコのテクニカル・ディレクター、Leonardo Cuellarは「カナダはすばらしい得点力があります。評価すべきライバルだと思っていますし、私たちも進歩し、成長していかなくてはなりません。女子U-17W杯最終予選までにまだ5ヵ月ありますから。これからレベルアップさせて、よいプレイをできるようにしていきます」とコメントしています。どちらのチームのレベルも同じくらいで、それぞれ今後のゲームに向けた課題などが確認できたよい試合となりました。
 女子U-17ワールドカップは、9~10月にアゼルバイジャンで行われ、5月にグァテマラでCONCACAFの最終予選が行われます。試合結果は以下の通りです。

試合結果 
12/17(土)メキシコ 0-2 カナダ

国際大会情報

中国がU-17女子ワールドカップの代表に

アジアではU-16女子チャンピオンシップが行われ、ワールドカップ代表が決まりました。ヨーロッパでは女子クラブチャンピオンを決めるチャンピオンズリーグが行われました。それぞれの大会結果をお伝えします。(2011.12.2)

中国発
アジア最終チケットをつかんだ中国

 日本、中国などアジアの6カ国が参加して、中国・南京でAFC U-16女子チャンピオンシップが行われました。大会は前チームの総当たり戦で行われ、上位3チームが来年アゼルバイジャンで開催されるU-17女子ワールドカップへ出場できます。
 開催国である中国の初戦相手はタイ。33分にLu Yueyunの強烈なシュートが、その1分後にはLei Jiahuiがすばらしいロングシュート決めて2点を先制しました。後半に入っても中国の猛攻は止まず、Wang Yaping、Zhang Chenは2得点ずつをマーク、終了間際にLeiがダメ押しの得点を加え8-0と大勝利し、幸先のスタートをきりました。次のオーストラリア戦では、18分にSong YuqingがPKを獲得、また27分には左から来たボールをSong Dangがカットし冷静に低い位置へボールを押し込み、前半に2点をリードしました。後半にSong Dangが再びゴールを決め3-0と快勝しました。
 第3戦は日本との戦い。どちらも2連勝をしており、中国は勝ち越して残りの試合を迎えたいところでしたが、逆に日本に先制点を許してしまいました。中国は何度もシュートを放ちますが、日本の立ち回りでなかなかゴールが決まらず、後半にも追加点を入れられ、今大会初めての負けを喫しました。続く北朝鮮とのゲームでも中国は苦しい試合展開となりました。北朝鮮は積極的にゲームを展開し、中国が何度かひやりとする場面がありましたが、堅いディフェンスでしのぎ、スコアレスに抑えました。しかし47分、北朝鮮のRi Hyang-simが突破しKim Phyong-hwaにパス、Kimが低い位置からシュートを決めて1-0とされてしまいます。これが決勝点となり、中国は今大会の優勝の夢がこの時点で消えました。
 しかし、最終の韓国戦で勝利すればワールドカップ出場への希望はまだつながっていました。このゲームはそのプレイオフの様相を呈します、前半は中国がシュートを放てば韓国のGK、Min Yuk-yeongがセーブして得点できず、韓国も積極的に攻めるものの、ゴールが決まらず、という状態が続きました。 前回大会の覇者でもある韓国は後半も積極的に動きますが、中国の堅守もあって得点に至ることができませんでした。中国も決定打が打てず、ゲームは0-0の引き分けに。しかし、中国は韓国に総得点数で4点上回り、ワールドカップの出場権を得ました。
 なお、今大会で優勝した日本からキャプテンの成宮選手がMVPに、最多得点者に北朝鮮のRi Un-simが選ばれました。また、アジアからは日本、北朝鮮、中国の3カ国が次期ワールドカップへ出場します。大会結果は以下のとおりです。

大会結果
11/3(木)中国 8-0 タイ
     韓国 4-0 オーストラリア
     北朝鮮 0-1 日本
11/5(土)韓国 0-4 北朝鮮
     日本 10-0 タイ
     オーストラリア 0-3 中国
11/7(月)オーストラリア 0-1 北朝鮮
中国 0-3 日本
     タイ 0-3 韓国
11/10(木)日本 3-0 韓国
      タイ 0-4 オーストラリア
      北朝鮮 1-0 中国
11/13(日)中国 0-0 韓国
      タイ 0-8 北朝鮮
      オーストラリア 0-1 日本

最終順位
1日本 2北朝鮮 3中国 4韓国 5オーストラリア 6タイ

国際大会情報
ヨーロッパ発
強豪クラブチームが顔をそろえた

 ヨーロッパでは、クラブチーム対抗のUEFA女子チャンピオンズリーグのラウンドオブ16が行われました。予選を勝ち抜いてきた16チームが準々決勝進出を目指して争いました。
3度の優勝経験を誇るドイツのFrankfurtとフランスのParis Saint-Germainで行われたゲームはFrankfurtが第1試合で3-0と勝利しましたが、第2試合では熊谷選手の活躍がありながらも2-1と敗退。しかし、トータルでParis Saint-Germainを上回りました。 
ドイツのPotsdamも2度の優勝経験を持ちますが、今回はスコットランドのGlasgowと対戦。第1試合ではAnja Mittagがハットトリックを決めるなど、大量リードで第2試合を迎えました。スコットランドでのゲームもPotsdamは攻撃を緩めることなくGlasgowに勝利しました。
昨年優勝のフランスのLyonはチェコのPrahaと対戦、第1試合はアウェイでの戦いながらも前半からリードし6-0で終了。第2試合でも有利なゲーム運びを展開し、勝利しました。
国内同士での対戦となったロシアのVoronezhとRossiyankaですが、第1試合ではRossiyankaのSofia Jakobssonがハットトリックを決めるなど4-0と大幅リードしました。第2試合ではVoronezhが前半にリードしますが、後半にRossiyankaに追い付かれ引き分けに。しかし、先のゲームの得点差が大きく、Rossiyankaが4
年ぶりに準々決勝に進みました。
今回大会初参加となったスウェーデンのGöteborgはデンマークのFortunaと対戦。GöteborgのJane Törnqvistが12分に決めたゴールを守り、1-0で勝利しました。第2試合でもGöteborgは前半から積極的に攻めて先制し、強豪のFortunaに競り勝ちました。
2007年チャンピオンのArsenalはスペインのRayo Vallecanoと対戦。予選では4-1で勝利していましたが、第1試合を1-1の引き分けで終了。ホームで行われた第2試合ではArsenalが前半から得点をリードし勝利、次のステップに進みました。
その他のチームとゲームの結果は以下のとおりです。
 また、準々決勝の組み合わせも決定しました。準々決勝は第1試合が3/14(水)、15(木)に、第2試合が21(水)、22(木)に行われ、準決勝進出チームが確定します。準決勝は第1試合が4/14(土)、15(日)に、第2試合が21(土)、22(日)、決勝は5/17(木)にミュンヘンで行われる予定です。

試合結果
1st Leg
11/2(水)
1.FFC Frankfurt(ドイツ) 3-0 Paris Saint-Germain FC(フランス)
1.FFC Turbine Potsdam(ドイツ) 10-0 Glasgow City LFC(スコットランド)
Brøndby IF(デンマーク) 2-1 ASD Torres CF(イタリア)
SV Neulengbach(オーストリア) 1-3 FC Malmö(スウェーデン)
Fortuna Hjørring(デンマーク) 0-1 Göteborg FC(スウェーデン)
11/3(木)
AC Sparta Praha(チェコ) 0-6 Olympique Lyonnais(フランス)
FC Energiya Voronezh(ロシア) 0-4 FC Rossiyanka(ロシア)
Rayo Vallecano de Madrid(スペイン) 1-1 Arsenal LFC(イングランド)

2nd Leg
11/9(水)
Arsenal LFC(イングランド) 5-1 Rayo Vallecano de Madrid(スペイン)
(agg 6-2)
FC Rossiyanka(ロシア) 3-3 FC Energiya Voronezh(ロシア)
(agg 7-3)
Olympique Lyonnais(フランス) 6-0 AC Sparta Praha(チェコ)
(agg 12-0)
ASD Torres CF(イタリア) 1-3 Brøndby IF(デンマーク)
(agg 2-5)
Paris Saint-Germain FC(フランス) 2-1 1.FFC Frankfurt(ドイツ)
(agg 2-4)
11/10(木)
FC Malmö(スウェーデン) 1-0 SV Neulengbach(オーストリア)
(agg 4-1)
Göteborg FC(スウェーデン) 3-2 Fortuna Hjørring(デンマーク)
(agg 4-2)
Glasgow City LFC(スコットランド) 0-7 1.FFC Turbine Potsdam(ドイツ)
(agg 0-17)

準々決勝組み合わせ
FC Malmö(スウェーデン) vs 1.FFC Frankfurt(ドイツ)
Olympique Lyonnais(フランス) vs Brøndby IF(デンマーク)
1.FFC Turbine Potsdam(ドイツ) vs FC Rossiyanka(ロシア)
Arsenal LFC(イングランド) vs Göteborg FC(スウェーデン)

国際大会情報

得点なしでゲームセット

UEFAのユーロ2013のグループ予選でイングランドとオランダのゲームが行われました。試合の模様をお伝えします。(2011.11.4)

オランダ発

 ヨーロッパではユーロ2013スウェーデン大会の予選が各地で開催されています。10/27(木)にはオランダのZwolleでオランダとイングランドのゲームが行われました。
 オランダは国際試合の経験も豊かなManon Melisを中心に着実に攻めていこうとしますが、ボールをうまくつなげることができません。一方、イングランドも攻撃的に動こうとしますが、グラウンドが水にぬれて状態が良くなく、こちらもパスがうまくつながりませんでした。
 しかし、50分にイングランドはペナルティのチャンスを得ます。オランダのGK、Loes Geurtにイエローカードが出され、イングランドには先制する絶好のチャンスとなりました。キッカーのFare Williamsのボールは弱かったためGeurtが阻止、イングランドの先制点には至りませんでした。
 オランダはMelisが積極的にゲームを引っ張りますが、イングランドのGK、Karen Bardsleyの強力な守りでなかなか得点することができません。65分にはMandt van den Bergのフリーキックがゴールから6ヤードのところに届き、右から入り込んだKirsten van de Venが左足でシュートしましたが、Bardsleyに阻止、大きな得点のチャンスを逃してしまいました。
 試合はこのまま0-0で終了しました。同カードでの対戦は来年の夏、イングランドで行われます。

国際大会情報

アジアの壁に勝てなかった中国

女子ワールドカップの冷めやらぬなか、アジアではロンドンオリンピックに向けての地区予選が行われました。ホスト国でもある中国の地区予選の結果をお伝えします。
また、アメリカではワールドカップ終了後のセレブレーション・シリーズとして、カナダとの試合も行われました。(2011.10.7)

中国発
中国、オリンピック進出ならず

 2012ロンドンオリンピックのアジア最終予選が中国の山東、済南で行われました。1次予選から勝ち抜いたタイと最終予選から出場の日本ほか4カ国、計6カ国がオリンピック出場を目指しました。アジアの出場枠は2、予選の上位2チームのみがオリンピックに出場できます。
 北京オリンピックでは準々決勝まで進んだ中国は、今大会も予選突破を目指していました。地元開催ということもあり、たくさんのサポーターが詰めかけましたが、第1ゲームの韓国戦は0-0の引き分け、第2ゲームの北朝鮮戦も0-0の引き分けで終了。中国は北朝鮮のゴールを再三襲いますが、得点を決めることができませんでした。第3ゲームのタイ戦は40分にYou Jiaが、80分にXu Yuenがそれぞれゴールを決め、2-0と待ちに待った勝利を挙げました。しかし、第4ゲームのオーストラリア戦では、Emily Van-Edmondに延長戦で得点を決められ0-1と敗退、最終の日本戦では57分に田中明日菜選手のゴールが決まり0-1と敗退し、結果は1勝4敗で2大会連続のオリンピック出場とはなりませんでした。
 一方、前回オリンピックにも出場した日本と北朝鮮はそれぞれ勝利を重ね、日本は4勝1分、北朝鮮は3勝2分でアジア予選1位、2位となり、オリンピック出場を決めました。ロンドンオリンピックの女子サッカー競技は2012年7月28日から開催予定です。
 大会結果は以下のとおりです。

大会結果
9/1(木)
日本 3-0 タイ
中国 0-0 韓国
北朝鮮 1-0 オーストラリア

9/3(土)
中国 0-0 北朝鮮
オーストラリア 5-1 タイ
韓国 1-2 日本

9/5(月)
韓国 2-3 北朝鮮
日本 1-0 オーストラリア
タイ 0-2 中国

9/8(木)
オーストラリア 1-0 中国
タイ 0-3 韓国
北朝鮮 1-1 日本

9/11(日)
日本 1-0 中国
タイ 0-5 北朝鮮
韓国 1-2 オーストラリア

順位
1日本 2北朝鮮 3オーストラリア 4中国 5韓国 6タイ

国際大会情報
USA発
セレブレーション・シリーズでカナダと対戦

 中国でオリンピック予選が終わったころ、USAナショナルチームはワールドカップ後に行っていたセレブレーション・シリーズとして、カナダと2ゲームを行いました。
 第1ゲームはカンザスのLIVESTRONG Sporting Parkで行われました。USAはワールドカップからフォーメーションを変え、4-5-1でゲームに臨みました。John Herdmanが新しくヘッドコーチとなり、最初のゲームだったこともあり、いままでの相手を圧倒するようなプレイに鈍りが見られました。しかし、ゲームではUSAが先に動きました。10分、カナダのEmily Zurrerの動きにPKが取られ、Wambachがキック、ゴールが決まり1-0と先制。Wambachはその後もゴールチャンスを作りますが、なかなか決めることができません。カナダもMelissa Tancrediがチャンスをつかみますが、GKのHope Soloに阻止され、得点になりませんでした。42分、USAのDFが滑らせたボールをKelly ParkerがTancrediにパス、ペナルティエリアの右サイドにボールを持ち込んで、シュート。これが決まり、カナダにも1点が入りました。後半は両チームともチャンスを得ますが、どちらも得点できず、第1ゲームは1-1の引き分けで終了しました。
 第2ゲームは、ポートランドのJELD-WEN Fieldで行われました。今回も第1ゲームと同じフォーメーションで行いましたが、今回は非常にうまく機能しました。前半は無得点で終わったものの、得点チャンスには恵まれました。後半に入り先に得点が動いたのが、やはりUSAでした。63分、Wambachがペナルティエリアにきたボールを左足でシュートし、1点目を挙げました。さらに70分には、ボールをうけたKelley O'Haraがクロスにバックポストへパス、それをWambachが頭で押し込みました。さらに83分にはLauren CheneyがボールをAlex Morganに素早く動かし、左サイドにシュート、3得点目を決めました。ロスタイムにもUSAは得点追加のチャンスを得ましたが、これは決まらず、3-0と勝利しました。
 試合結果は以下のとおりです。

試合結果
9/17(土)USA 1-1 カナダ
9/22(木)USA 3-0 カナダ

国際大会情報

スペインが2度目の優勝に

7月にUEFAの女子U-17選手権大会決勝ラウンドが行われ、スペインがドイツに続き2度目の優勝を果たしました。大会を振り返ります。 (2011.9.2)

スイス発
白熱した決勝トーナメントを展開

 スイスのニヨンで行われたUEFA女子U-17選手権決勝ラウンド。40の国と地域が参加して2010年より予選が、7月に決勝が行われました。
 準決勝は第2次予選をトップで勝ち抜いたドイツ、フランス、スペイン、アイスランドの4チームで争われました。第1試合のスペイン・アイスランド戦では、スペインのMarina Garcíaが12分に、Alexia Putellasが34分、36分と続けて得点し、スペインが3-0と前半を有利に折り返しました。後半、67分にアイスランドのGlódís Perla Viggosdóttirのオウンゴールで、スペインは得点を追加し4-0、そのまま逃げ切り、決勝に進みました。第2試合のドイツ・フランス戦はPK戦にもつれ込む接戦となりました。ドイツはLina Magullが8分に早々とゴールを決め、前半は1-0とリード。フランスは48分にClaire Lavogezが同点ゴールを決め、60分にはLydia Belkacemiがヘッドでシュートし、2-1と逆にドイツを突き放しました。ドイツは68分にAnnabel Jägerが同点ゴールを決め、2-2に。その後はどちらも追加得点が得られず、PK戦となりました。フランスは6人目まで成功しますが、ドイツの6人目、Melanie Leupolzはゴールに失敗、接戦を制したフランスが決勝進出を果たしました。
 スペインとフランスで行われた決勝戦は、両者得点が決まらず、硬直したゲーム展開となりました。20分にフランスのLavogezが左のフリーキックからドリブルで持ち込みましたが失敗。スペインのLaura Gutiérrezも強烈なシュートを放ちますが、ゴールできません。両チームともシュートチャンスは何度かありましたが、それぞれ決めることができず、前半はスコアレスで終了。後半、スペインはフランスのミスからボールを奪いPutellasがドリブルで持ち込みますが、これはキーパーが阻止。フランスもLavogezがフリーキックからシュートしますが、クロスバーにあたり失敗。しかし、ロスタイムに入って、スペインのGema GiliがバックヒールでパスをAlba Pomaresに回すと、そのボールをうまく逃がしてゴール。スペインが土壇場で決勝点を挙げ1-0と勝利、2度目の優勝に輝きました。ドイツとアイスランドで行われた3位決定戦はドイツのMagull、Jägerがそれぞれハットトリックを達成し、8得点で3位に入りました。大会結果は以下の通りです。

大会結果
準決勝
7/28(木)ドイツ 2-2 フランス
        (PK5-6)
アイスランド 0-4 スペイン
3位決定戦
7/31(日)アイスランド 2-8 ドイツ
決勝
7/31(日)スペイン 1-0 フランス

国際大会情報

女王の座を退いたUSA

2011女子ワールドカップは、なでしこの優勝と、日本にとって輝かしい成績で幕を閉じました。一方、優勝候補に挙がっていたドイツ、USAの戦いはどうだったのでしょうか。大会を振り返ります。(2011.8.5)

ドイツ発
カナダ、メキシコがワールドカップ出場決定

強豪チームは予想通り予選を通過
 6/26(日)から始まった2011女子ワールドカップ。前回は各予選グループの第1ゲームの結果をお伝えしましたが、7月に入り、さらに予選2ゲームを行い、決勝トーナメント進出枠である各グループ上位2チームを目指しました。
 開催国のドイツは、グループAの第2戦でナイジェリアと対戦。前半はスコアレスと苦戦するものの後半で先取し、1-0と得点を守り切り2勝で決勝トーナメント進出を決めました。続くフランスとのゲームも4-2と勝利し、3勝で1位通過しました。世界ランキング1位のUSAもグループCの第2戦、コロンビアとのゲームを3-0で勝利し、決勝トーナメントに進出。第3戦のスウェーデンに前半を2-0とリードされ、苦戦を強いられます。後半にAbby Wambachが1点を返しますが、勝利できず2位での通過となりました。そのほか、グループBはイングランド、日本、グループDはブラジル、オーストラリアがそれぞれ予選を通過しました。

苦戦して敗れた強豪チーム
 グループAを1位で通過したドイツは準々決勝で日本と対戦しました。ホストであり、ディフェンディングチャンピオンであるドイツは8分にMFのKim Kullingがひざの痛みでベンチに下がると、苦しいゲーム展開となりました。それでもチャンスがあると、積極的にシュートを放ちますが、日本の好セーブでなかなか得点に結びつけることができません。後半は前半に比べて調子は上がってさらにチャンスにも恵まれますが、日本が細かいパス回しでボールをキープし、ゲームの支配をつづけました。延長前半終了間際、ドイツは得点に絶好のチャンスを迎え、ゴール前でInka Gringsが待ち構えていました。しかし、日本のフリーキックはドイツが予想していたところには届かず、逆に日本に難しい角度からのシュートを決められてしまいました。すぐさまドイツも反撃しますが、得点には至らず1-0で準決勝進出とはなりませんでした。
 一方、USAは準々決勝をブラジルと戦いました。開始2分にUSAのShannon BoxxのクロスボールをブラジルのDF、Daianeがミスでオウンゴールに、USAにとっては幸先のよいスタートとなりました。後半、ブラジルはその失敗をリカバーするように、68分にMartaがPKで同点に。ブラジルはさらに延長前半2分にもゴールを決めましたが、延長後半のロスタイムでUSAのWambachがクロスボールを頭で押し込み、土壇場で同点に追い付きました。PK戦はUSA先行で始まりましたが、USAのGK、Hope Soloがブラジル3人目のキッカー、Daianeのボールをセーブし、激闘を制しました。
 準決勝の相手は、こちらもPKの末にイングランドを破ったフランス。9分にLauren Cheneyがゴールを決めると、USAがゲームの主導権を握りました。このゲームでは、セットプレーからヘッドでゴールを決めるなど、Wambachのパワフルで正確な攻撃力がいかんなく発揮され、3-1でフランスを下し、決勝へと進出しました。
 決勝戦は6月の親善試合でも2勝している日本。日本はここまで優勝候補のドイツを土壇場で破り、巧みなゲーム展開でスウェーデンに競り勝ってきました。それでもやはり最初に得点を挙げたのはUSA。前半はUSAがゲームをコントロールし、チャンスのあるごとにシュートを放ちますが、日本の好セーブで得点に結びつきません。しかし、69分に永里選手からボールを奪ったCarli LloydがMegan Rapinoe にパス、Alex Morganがそのパスを受け、右サイドの低い場所にゴールし、1-0と先制しました。しかし、その11分後に宮間選手から放たれたシュートにGKのSoloは追い付くことができず1-1に。嫌な空気が流れ始めた104分、ゴールから3ヤードにいたWambachがヘッドで押し込んで追加点を挙げ、流れを変えようとしました。それに対し日本も117分に宮間選手からのコーナーキックを澤選手がシュート、ボールと反対側に飛んだSoloは止めることができず、勝敗は再度のPK戦に持ち込まれました。準々決勝でブラジルとのPKを制したUSAは今回も先行。しかし、1人目のBoxxはセーブ、2人目のLloydが失敗、3人目のTobin Heathもセーブされると、選手はナーバスに。Soloも1人目の宮間選手はセーブ失敗、2人目の永里選手はセーブ、3人目の坂口選手も止められずとなると、焦りが出て、瀬戸際に追い詰められました。USAの4人目、Wambachはゴールするものの、日本の4人目、熊谷選手のゴールを止めることができずPK3-1で敗退、日本に初めての負けを喫しました。
USA女子ナショナルチームヘッドコーチのPia Sundhageは「私は選手全員を信じていたし、とてもすばらしいゲームができたと思う。しかし、チャンスを生かせなかった。勝者と敗者には大きな違いがある、なんといっても今回は決勝戦なのだから」とコメントしました。

試合結果
グループリーグ予選
Group A 1ドイツ 2フランス 3ナイジェリア 4カナダ
Group B 1イングランド 2日本 3メキシコ 4ニュージーランド
Group C 1スウェーデン 2USA 3北朝鮮 4コロンビア
Group D 1ブラジル 2オーストラリア 3ノルウェー 4赤道ギニア

決勝トーナメント
準々決勝
7/9(土)イングランド 1-1 フランス
           (PK 3-4)
       ドイツ 0-1 日本
7/10(日)スウェーデン 3-1 オーストラリア
       ブラジル 2-2 USA
          (PK 3-5)
準決勝
7/13(水)フランス 1-3 USA
        日本 3-1 スウェーデン
3位決定戦
7/16(土)スウェーデン 2-1 フランス
決勝
7/17(日)日本 2-2 USA
  (PK 3-1)

国際大会情報

女子ワールドカップ開幕!

6/26(日)からドイツで始まった女子ワールドカップ。7/17(日)まで熱戦が繰り広げられます。現在予選が始まったばかりですが、注目チームのゲームを簡単にお伝えします。また、UEFA女子U-19 の大会結果も一緒に紹介します。(2011.7.1)

ドイツ発
USA、ドイツは順調に勝利

 なでしこジャパンも参加する女子ワールドカップ2011がいよいよドイツで始まりました。各地区代表の16チームが4グループに分かれて予選を行い、各グループの上位2チームが決勝トーナメントに進出します。アジア地区からは日本、北朝鮮、オーストラリアが参加し、特に日本は決勝進出を目指しています。
 女子ランキング1位のUSAは北朝鮮との初戦を2-0で勝利し、好発進となりました。前半はスコアレスで終えましたが、54分にAli Kriegerがドリブルで左にダウンし、なかに入り込んだAbby Wambachにパス、WambachはLauren Cheneyにクロスをあげ、Cheneyがシュートを決めました。さらに76分にはRachel Buehlerがドリブルから低い位置でシュートし、2点目を挙げました。
 開催国のドイツも好調なスタートを切りました。開会式当日の第2試合で73000人を超える観客の応援もあり、開始10分にKerstin Garefrekesがゴールを決めると大歓声がおこりました。さらに42分にはCelia Okoyino Da Mbabiのゴールが決まり、2点を先制。対戦相手のカナダは82分にChristine Sinclairがゴールを決めますが、2-1でドイツが勝利を収めました。また、Marta率いるブラジルは1-0でオーストラリアに勝利、日本も6/27(月)に行われたニュージーランド戦に2-1で勝利しました。
今大会、日本は世界各国のサッカーファンに被災地支援の感謝を表し、試合前に「To Our Friends Around the World Thank You for Your Support」の横断幕を掲げました。現在の試合結果は以下の通りです。

試合結果(6/29現在)
Group A
6/26(日)ナイジェリア 0-1 フランス
       ドイツ 2-1 カナダ
Group B
6/27(月)日本 2-1 ニュージーランド
       メキシコ 1-1 イングランド
Group C
6/28(火)コロンビア 0-1 スウェーデン
       USA 2-0 北朝鮮
Group D
6/29(水)ノルウェー 1-0 赤道ギニア
       ブラジル 1-0 オーストラリア

国際大会情報
イタリア発
ドイツが圧勝でタイトル獲得

 5/30(月)から決勝トーナメントが始まったUEFA女子U-19大会はドイツが4度目の優勝を飾りました。
 決勝ラウンドは予選を勝ち抜いた8チームが4チームずつの2グループに分かれてリーグ戦を行い、上位2チームが準決勝に進みました。Group Aからは3勝のイタリアと得失点差でロシアに競り勝ったスイスが、Group Bからは3勝のドイツ、2勝のノルウェーが準決勝に進みました。
 準決勝第1試合のイタリア・ノルウェー戦は地元であるイタリアが有利に見えました。しかし、先制したのはノルウェー。12分にノーマークのDF、Melissa Bjånesøyへパスしたボールをシュート、1点目を挙げました。その10分後にイタリアも1点を挙げ、前半は1-1で終了。後半も48分にノルウェーが勝ち越すとその1分後にはイタリアも同点に追い付き、ゲームは白熱した展開に。しかし、65分にノルウェーのCalorine Hansenのゴールがコーナーを揺らし、ノルウェーが決勝へ進出しました。第2試合のドイツ・スイス戦はドイツの先制で始まりました。前半はドイツ、スイスとも1点ずつを決め1-1で終了。後半に入ると、ドイツは54分にEunice Beckmann、84分にLena Lotzenがそれぞれゴールを決め、3-1でスイスを破りました。
 決勝はドイツのゴールラッシュでした。前半は29分にLuisa Wensingがゴールを決め、1-0でノルウェーをリード。後半に入るとドイツは50分から続けざまに4本のゴールを決めます。さらに70分、79分、88分にもゴールが決まりノルウェーを圧倒、ノルウェーも72分に1点を返しますが、ドイツの猛攻に耐えることができませんでした。大会結果は以下の通りです。

大会結果
決勝リーグ(5/30~6/5)
Group A 1イタリア 2スイス 3ロシア 4ベルギー
Group B 1ドイツ 2ノルウェー 3オランダ 4スペイン

準決勝
6/8(水)イタリア 2-3 ノルウェー
     ドイツ 3-1 スイス
決勝
6/11(土)ノルウェー 1-8 ドイツ

国際大会情報

USA、なでしこに圧勝

ワールドカップを間近に控えたUSAは先にイングランドとの親善試合を行い、5月には日本を招いてゲームを行いました。試合の模様と、ヨーロッパのUEFAチャンピオンシップ決勝の結果をお伝えします。(2011.6.3)

USA発
実力の差を見せつけてUSAが日本に勝利

 USA女子ナショナルチームは、日本を招待して6月末から開催のワールドカップに向けた親善試合を行いました。
 オハイオ・コロンバスで行われた第1ゲームでは、FWのAbby WambachとAmy Rodriguezが前半にゴールを決めました。日本の華麗なボール回しで前半25分まではUSA本来のスタイルに持ち込むことができませんでしたが、徐々にUSAの攻撃態勢に戻ってくると、まずはWambachがペナルティエリアの左にシュート。GKとDFにクリアされてゴールは決まりませんでしたが、Rodriguezがうまくつなぎ、セットプレーから29分に再度Wambachがゴールして先制点を挙げました。37分には、Heather O'Reillyが右のWambachに早いパスを回しポスト近くにいたRodriguezにボールをつなげました。Rodriguezの左足でのシュートが右コーナーに入り2点目。日本は58分に攻撃チャンスがありましたが、GKのHope Soloがパンチでボールをはじき返し、ゴールを決められません。後半は両チームとも無得点で、まずは2-0でUSAが勝利しました。
 第2ゲームはノース・カロライナのケーリーで行われました。先のゲームで勝利したUSAは今回も力強い攻撃を見せ、日本にプレッシャーを与えました。最初にゴールチャンスが訪れたのは日本でしたが、それを決めることができず、逆にUSAがチャンスをつかみました。ペナルティエリアの右サイドぎりぎりにいたShannon Boxxからロングボールを受けたO'Reillyは、見事なドリブルでゴールから10ヤードのRodriguezにボールをつなぎ、Rodriguezはこの試合2度目のゴールを決めました。41分には日本に最大のゴールチャンスが訪れますが、Stephanie Coxxのプレッシャーでゴールを回避。後半は61分に交代したAlex Morganが2点目のチャンスをつくりましたが、これは石清水選手にカット。USAは引き続き日本の後ろに入り込み、ゴール前チャンスを狙います。混乱から抜け出したO'Reillyは、ペナルティボックスの右サイドにいたCarli Lloydからのパスを左からシュートし、2点目を決めました。USAにその後もゴールチャンスが続きましたが、71分に交代したGKの福本選手に止められ、2点止まりでしたが、2-0と勝利しました。
USAはランキング第4位の日本に2勝し、次に行われるメキシコとのゲームに臨みます。

試合結果
5/14(土)USA 2-0 日本
5/18(水)USA 2-0 日本

国際大会情報
イングランド発
ドイツの連覇を阻止したLyon

 ロンドンで行われたUEFA女子チャンピオンシップの決勝は、フランスのLyonがドイツのTurbine Potsdamを2-0で破り、初優勝を果たしました。
 昨年の決勝も同じ組み合わせで行われ、0-0の接戦からPKにもつれ込み、Lyonは7-6と悲劇的な負けを喫しました。一方、2連覇を狙うPotsdamは、ヨーロッパでのトップスコアラーである永里選手がひざの故障で欠場するものの、Isabel Kerschowski、Fatrnire Bajramaj、Anja Mittagの3選手で前線を固め、万全の状態でゲームに臨みました。ゲームはPotsdamがリードして進めますが、LyonのGK、Sarah BouhaddiはPotsdamのゴールをことごとく止めます。それに対し、Lyonは27分にリバウンドで奪ったボールをWendie Renardがゴールし、先制点を挙げました。後半もPotsdamはInka Wesely が同点に持ち込むチャンスを得ますがシュートが決まりません。Bajramajは左からKerschowskiにボールを回してシュートを狙いますが、これもBouhaddiに止められてしまいました。85分にスイスのナショナルチームでも活躍するLyonのLana DickenmannはEugenie Le Sommerの左からパスをゴールし、追加点を挙げました。2得点を挙げたLyon が2-0と昨年の雪辱を果たし、フランスに初めて勝利をもたらしました。

試合結果
5/26(木)Olymplque Lyonnais 2-0 1.FFC Turbine Potsdam

国際大会情報

USAがイングランドに敗退

Algrave Cupに引き続き、海外遠征を行ったUSAナショナルチームはイングランドと対戦しました。また、UEFAのクラブチャンピオンを決める女子チャンピオンズリーグの準決勝も行われました。(2011.5.6)

イングランド発
USAはRapinoeが唯一のゴール

 4/2(土)にイングランドで行われたUSAとイングランドの親善試合は、多くの歓声を受けたイングランドが2-1とUSAを押さえて勝利しました。
 イングランドは8分に早くも先制点を挙げました。左からのクロスボールがゴールから6ヤードのJess Clarkにまわり、そのまま左コーナーにシュートを決めました。さらにWPSでも活躍するKelly SmithがUSAのペナルティ・エリアに落ちたボールを左のRachel Yankeyにパス、26分にYankeyが右コーナーの上部めがけてシュートし、USAのGK、Nicole Barnhartに動くすきを与えず追加点を挙げました。
 USAも攻撃のリズムをつかもうと奮闘しますが、なかなかチャンスをつかむことができませんでした。ようやく39分にShannon Boxがイングランドからボールを奪い取るとMegan Rapinoeにパス、イングランドのディフェンスを交わしながらまっすぐにゴールを目指してドリブルし、24ヤードのところで右足でシュート。左コーナーにゴールが決まり、2-1と1点を返しました。
 後半はゲームのリズムをつかみ始めたUSAがゲームを引っ張りますが、得点に結びつけられませんでした。試合は2-1でイングランドの勝利に終わり、USAは2004年以来の敗戦となりました。

国際大会情報
ヨーロッパ発
PotsdamとLyonが決勝に進出

 UEFA女子チャンピオンズリーグは準決勝のホームアンドアウェイ戦が行われ、ドイツのPotsdamとLyonが決勝進出となりました。
 準決勝はドイツ勢同士のPotsdamとDuisburg、フランスのLyon とイングランドのArsenalで行われました。ブンデスリーガでもライバル同士のPotsdamとDuisburgのゲームは、Potsdamに所属の永里選手が大活躍。Duisburgのホームで行われた第1ゲームでは、15分にゴールを決めたIsabel Kerschowskiに続き、36分に永里選手が2点目を挙げました。Duisburgはその前の32分に同点に追い付いていましたが、永里先週のゴールでPotsdamは再びリードしました。しかし、Duisburgは42分に再度同点に追い付き、ゲームは2-2の引き分けに終わりました。第2ゲームでは、PotsdamのMittagと永里選手が何度かゴールに近づきますが、なかなか得点を挙げられませんでした。しかし、40分に永里選手のシュートが決まり1-0に。Potsdamはこの1点を守りきりゲームは終了、トータル3-2で決勝に進みました。
 一方ArsenalとLyonのゲームですが、第1ゲームはLyonのLotta Schelinが2得点を挙げて2-0とArsenalをリードしました。第2ゲームもLyonが前半を0-3と大量リードしますが、Arsenalが後半に2点を返しました。しかし、この試合もLyonが2-3と勝利し、トータル5-2でLyonが決勝へコマを進めました。
 決勝は5/26(木)にロンドンで行われます。

試合結果
4/9(土)
FCR 2001 Duisburg 2-2 1. FFC Turbine Potsdam
Olymplque Lyonnais 2-0 Arsenal LFC
4/16(土)
1.FFC Turbine Potsdam 1-0 FCR 2001 Duisburg
Arsenal LFC 2-3 Olymplque Lyonnais

国際大会情報

USAが8度目のタイトルを獲得

Algrave CupではUSAが順調に勝利し、今年も優勝を果たしました。ゲームの内容と結果をお伝えします。また、2015年女子ワールドカップの開催情報、今年のワールドカップに向けたゲーム情報なども合わせてお伝えします。(2011.4.1)

ポルトガル発
アイスランドを破ったUSAが勝利

 先月に引き続き、ポルトガルで行われたAlgrave Cupの結果をお伝えします。
 第1試合で日本に2-1と勝利したUSAは第2試合でノルウェーと対戦しました。ノルウェーは先のフィンランド戦で2-1と勝利しており、ゲームはノルウェーペースで始まりました。しかし、21分にUSAのShannon Boxxがペナルティーエリアの右側からシュートを打つと、ノルウェーのGKにはじかれるものの次第にUSAが調子を戻してきました。その5分後にはAmy Rodriguezが左サイドからシュートを放ちますが、クロスバーに当たり入らず。33分にノルウェーのDF、Rachel BuehlerからのロングパスをRodriguezがカットしLindsey Tarpleyにバックパス、9ヤードを左足でシュートし先制点をあげました。後半の立ち上がりもノルウェーがUSAにプレッシャーをかけてくるものの、シュート体勢にはなかなか持ち込めません。その一方で、63分にUSAは左サイドのMegan Rapioneがボールをコート中央のCarli Lloydにパスし、シュート。USAに追加点が入り、2-0でUSAが勝利しました。
 続くフィンランド戦では、開始8分にUSAがゴールを決め、その5分後には追加点、45分には3点目をあげ、前半で3-0と大きくリードしました。54分には3点目を決めたAlex Morganがさらに追加点をあげて4-0とし、Group AトップでGroup Bトップのアイスランドとの1位争いに臨みました。
 順位決定戦のアイスランド戦は接戦となりました。先に動いたのはUSA。RodriguezがLloydへ正確なパスを回し、Lloydが20ヤードから滑らせるようにボールを運びました。左足で蹴ったシュートがコーナーの上部を揺らして先制点をあげました。このシュートにアイスランドはショックを受けましたが、26分にはHallbera Gisladóttirからのクロスボールを受けたMargret Vidarsdóttirがシュートを決め同点に。その2分後には、右サイドからパスを受けたDóra Larusdóttirが左サイドのトップにいたGisladóttirにボールをあげると右サイドにシュートを決め、USAを逆転しました。しかし、USAは前半ロスタイムにLauren Cheneyがぎりぎりで得点をあげ、2-2の同点で折り返します。後半に入り、またしても先に動いたのはUSA。Abby WambachがBoxxにパスし、シュートしますが、アイスランドのGKにはじかれました。そのはじき玉をHeather O'Rellyがシュートして3点目をあげ、アイスランドを逆転。また、87分にも追加点をあげて4-2とし、ディフェンスで粘ったアイスランドを突き放して勝利しました。
 そのほか、順位決定戦で日本はGroup Bの2位のスウェーデンと対戦し2-1で勝利、ノルウェーはデンマークと対戦し0-0で終わったもののPKで5-4と勝利しています。大会結果は以下の通りです。

大会結果
Group A 1USA 2日本 3ノルウェー 4フィンランド
Group B 1アイスランド 2スウェーデン 3デンマーク 4中国
Group C 1ポルトガル 2ウェールズ 3ルーマニア 4チリ

順位決定戦
3/9(水)11位決定戦 ルーマニア 1-1 チリ
                 (5-6)
9位決定戦 フィンランド 1-2 ポルトガル
7位決定戦 中国 2-1 ウェールズ
5位決定戦 ノルウェー 0-0 デンマーク
             (5-4)
3位決定戦 日本 2-1 スウェーデン
1位決定戦 USA 4-2 アイスランド

最終順位
1USA 2アイスランド 3日本 4スウェーデン 5ノルウェー 6デンマーク 
7中国 8ウェールズ 9ポルトガル 10フィンランド 11チリ 12ルーマニア

国際大会情報
チューリッヒ発
2015年の女子ワールドカップ開催地が決定

 今年はドイツで開かれる女子ワールドカップですが、2015年の開催地がカナダに確定したとFIFAより発表されました。
 カナダは1987年のFIFA U-17ワールドカップ大会を皮きりに大きな大会の誘致を何度か経験しており、女子大会もFIFA U-20女子ワールドカップ2002、2007などを行ってきました。すでに、バンクーバー、エドモントン、ウィニペグ、オタワ、モントリオール、ハリファックス、モンクトンなどの都市が大会誘致の名乗りを上げています。
 また、2015年大会より、現在の16カ国の出場枠を24カ国に増やすことになり、試合数も32試合から52試合に大幅に増えます。さらに女子ワールドカップ大会の前年に行われるFIFA U-20女子ワールドカップ大会2014も同地区で、セットで開催するという新しい試みも取り入れられ、2年連続で大きな大会が行われることになりました。
「カナダサッカー協会はFIFAにひじょうに感謝している。カナダだけではなく、世界中の女子サッカーの拡大にも努めていきたいし、FIFAの競技会がこの国で成功するように努力していきたい」とカナダサッカー協会会長のDr. Dominic Maestracciはコメントしています。

国際大会情報
シカゴ発
USAナショナルチームが再び日本と対戦

 USAナショナルチームは、女子ワールドカップの前哨戦のひとつとして、5月に国内で日本とのゲーム開催を行うことを決めました。
「私たちのチームとスタッフは日本の皆さんの悲劇的な状況をひじょうに心配している。日本人プレイヤーはとても尊敬されており、一生懸命ゲームをしている姿を見てかなり心を打たれた。アメリカ国内でもぜひ、その雄姿を見てもらえたらと思う」とナショナルヘッドコーチのPia Sundhageはコメントしています。
 日本とUSAはポルトガルのAlgrave Cupですでに対戦しており、2-1でUSAが勝利しています。「日本は技術的に世界でもトップクラスの選手がそろっている。アメリカのファンの前でテクニカルなプレイを見せてくれることをとても楽しみにしている」と話しています。

国際大会情報

早々とした攻撃でUSAが勝利

毎年恒例になったAlgarve Cupが開催されています。今年は日本も参加し、ワールドカップの前哨戦ともいわれています。第1試合でUSAと日本が激突しました。試合の模様をお伝えします。(2011.3.4)

ポルトガル発
2-1でUSAの勝利

毎年12チームで順位を争うAlgarve Cupは、USAナショナルチームにとって今年2回目の国際試合になります。今年は日本を含め、ノルウェー、スウェーデンなど、FIFA女子ランキングのトップ10以内のチームが4チーム参加しています。USAは最初の日本との試合に合わせて、早目に現地入りし調整してきました。
USAは開始早々7分には先制点を挙げました。15ヤードからのフリーキックでGKのNicoke BarnhartがFWのLauren Cheneyにボールを送ると、Army Rodriguezに頭でボールをはじきペナルティエリアからシュートを決めました。17分には日本にゴールチャンスが巡ってきましたが、永里選手の右からのシュートをBarnhartが瞬間的な反応で左に押し返しクリア。逆にUSAは右側から攻め込み、猛烈なカウンターアタックで18分に2点目を挙げ、日本を引き離しました。USAはその13分後にGK福本選手のミスプレイで3点目を挙げられそうなところでしたが、これは福本自身がカバーして、追加点には至りませんでした。日本は宮間選手が29分に1点を返しましたが、その後は追加点に結びつけることができませんでした。
後半は両チームとも得点は動かずで、2点を挙げたUSAが日本を下してまずは1勝しました。
大会は3/9(水)まで行われます。以降のゲーム結果と最終順位については次号でお伝えいたします。

大会参加チーム
Group A USA、日本、フィンランド、ノルウェー
Group B スウェーデン、中国、アイスランド、デンマーク
Group C ポルトガル、チリ、ウェールズ、ルーマニア

大会結果
3/2(水)日本 1-2 USA
      ノルウェー 2-1 フィンランド
      スウェーデン 1-2 アイスランド
      中国 0-1 デンマーク
      ルーマニア 2-0 チリ
      ポルトガル 3-1 ウェールズ

国際大会情報

Martaが5度目の賞を獲得

2010年のFIFAの世界年間最優秀選手が発表され、Martaが5度目の受賞を果たしました。受賞のコメントと、中国で行われた4カ国対抗戦の模様をお伝えします。(2011.2.4)

FIFA発
女性初の5度目の受賞

 1/10(月)にスイス・チューリッヒで開かれたFIFA世界年間最優秀選手の女子選手部門に今年もMarta が選ばれました。5年続けての受賞となり、女子サッカー界はもちろん、母国ブラジルにおいても男女において5年連続の受賞は初めての快挙となりました。
Martaは「特に私たち女子サッカー選手にとって、サッカーを続ける励みにもなり、とても大きな意味のあることです。男性のサッカー選手はお金も稼げてクラブも各地にあるので、プレイの仕方を選ぶことが可能です。しかし女子はそういうわけにはいきません。一生懸命プレイしても、チームや競技は残っても翌年には何が起こるか分からない。この受賞は名誉と名声を生み出しました。この賞は私だけのものではなく、女子サッカーを支えるすべての人に捧げます」とコメントを発表しました。
 今年はWPSのMVPのほか、PUMA 金の靴賞にも輝きました。来季からの新天地での活躍がさらに期待されています。

国際大会情報
中国発
辛くもUSAが逃げ切りで優勝

 1/21(金)から、中国の重慶で4カ国対抗戦が行われ、USA、カナダ、中国、スウェーデンが参加しました。
 USAは初戦をスウェーデンと対戦。11分にCarli Lloydが先制点を挙げますが、5分後にはスウェーデンのディフェンダーStina Segerstormに得点を許し、同点に追いつかれました。後半には前シーズンにChicago Red StarsでプレーしていたKosovare Asllaniに追加点を許し、2-1で初戦を落としてしまいました。
 第2戦はカナダと対戦しました。カナダは初戦で中国に勝利しており、有利な展開でした。先に行われた中国とスウェーデンの試合は中国が勝利、USAもここで負けるわけにはいかない状況でした。前半はチャンスをつかみながらもシュートが決まらず、どちらも0-0で折り返しますが、後半に入ってUSAが先取。54分にKelly O'Haraが左から持ち込んだボールがカットされ、ペナルティエリアの中央にいたLindsey Tarpleyに回りました。軽くけってLauren Cheneyに回し、Cheney がシュートして先制点を挙げました。カナダも2分後にシュートを決めて同点としますが、70分には今度はTarpleyがゴールを決めて2-1で勝利、4チームが1勝1敗のタイに並びました。
 最終戦はホスト中国との対戦でした。先に行われたカナダ対スウェーデンではカナダが1-0で勝利しており、2点以上の得点差で勝利することがトーナメント優勝の必須条件でした。前半から積極的に攻撃し、先に得点を得たのはUSA。25分にTobin Heathがゴールの左サイドにボールを落とそうとしましたが、中国のファウルでフリーキックのチャンスを得ると、ゴール左に来たボールをAmy Rodriguez が後ろのLloydにパスし、31分に今大会2度目のゴールを決めました。中国も大きなゴールチャンスは2度ありましたが、アタッカーにボールをうまく回すことができず、チャンスを逃していました。USAは必勝態勢を敷き、後半にはフォーメーションを4-5-1-に変更しました。完全なるアウェイでのプレッシャーに耐えながらも、左サイドのMegan RapinoeとHeath のすばらしいコンビで中国のバックラインにパスを送り、素早く対応したRodriguezが67分にシュート。ゴールが決まり2-0で追加点を挙げ、そのまま逃げ切って勝利しました。
 今大会は最終日まで結果の分からない状況でしたが、カナダに得失点差で1ポイント競り勝ったUSAが7度目の優勝を飾りました。大会結果は以下のとおりです。

大会結果
1/21(金) USA 1-2 スウェーデン
       中国 2-3 カナダ
1/23(日) 中国 2-1 スウェーデン
       カナダ 1-2 USA
1/25(火)カナダ 1-0 スウェーデン
     中国 0-2 USA

順位
1USA 2カナダ 3中国 4スウェーデン

国際大会情報

今年6月から始まる女子ワールドカップ。出場国が確定し、12月には組み合わせ抽選会が行われました。日程と組み合わせをお伝えします。(2011.1.7)

FIFA発
ワールドカップの組み合わせが確定

 最後の出場チームが決定した女子ワールドカップですが、組み合わせ抽選会が行われ、各国のグループ分けが決定しました。
 女子ワールドカップは6/26(日)~7/17(日)にドイツで行われ、今年は各地区の代表16チームが頂点を目指して争います。

Group A ドイツ、カナダ、ナイジェリア、フランス
Group B 日本、ニュージーランド、メキシコ、イングランド
Group C USA、北朝鮮、コロンビア、スウェーデン
Group D ブラジル、オーストラリア、ノルウェー、赤道ギニア

 準々決勝へは各グループの上位2位までが出場でき、準決勝は勝ち残った4チームが進みます。プレイオフで辛くも出場権を手に入れたUSAやMarta率いるブラジルなど、強豪チームからは目が離せません。
 なお、試合日程は以下の通りになっています。

試合日程
6/26(日)~7/6(水) グループリーグ戦
会場:ベルリンなどドイツ各地

7/9(土)、10(日) 準々決勝
会場:ウォルフスブルク、レーヴァークーセン、アウグスブルク、ドレスデン

7/13(水)準決勝
会場:フランクフルト・アム・マイン、メンヘングラードバハ

7/16(土)3位決定戦
会場:シンシャイム

7/17(日)決勝
会場:フランクフルト・アム・マイン

国際大会情報

カナダ、メキシコがワールドカップ出場決定

来年開催の女子ワールドカップ出場に向けて、最後の地区予選が終了しました。北・中米地域からはカナダ、メキシコ、USAが大会参加を決めました。情報をお伝えします。(2010.12.3)

プレイオフでUSAがワールドカップ出場へ

 北・中米大会で上位2チームには入れなかったUSAは、最後の望みをかけてイタリアと対戦しました。ホーム・アウェイの2ゲームを行い、勝利チームがワールドカップ出場の権利を得ることになります。
 11/20(土)にイタリアのパドバで行われた第1ゲームは、どちらも譲らず、白熱した試合が展開されました。USAは後半に入り、再三チャンスを得ますが、なかなかゴールには至りません。86分にMorganのバスしたボールがイタリアのディフェンダーに止められますが、Wambachがボールを奪い返します。左足でけったボールのリバウンドをCheney が受け、Morgan にパスし、シュートが決まりました。USAはぎりぎりの時間で得点を決め、0-1でアウェイ戦に勝利しました。
 11/27(土)にToyota Park で行われた第2ゲームは、第1ゲームの勝利もあり、USAが有利に試合を進めました。40分にMegan
Rapinoeがすばらしいドリブルでシュートチャンスを作り、左サイドにいたAmy Rodriguezにボールをパスしました。Rodroguezは6ヤードの距離からシュートし、先制しました。USAはその後も得点チャンスを作りますが、ゴールは決まりません。しかし、この1点が決勝点となり、1-0で勝利、ワールドカップ出場を果たしました。
 これで、2011年のドイツ大会の出場国がすべて確定しました。

試合結果

11/20(土)イタリア 0-1 USA
11/27(土)USA 1-0 イタリア

国際大会情報
メキシコ発
カナダ、メキシコがワールドカップ出場決定

 2011年女子ワールドカップの出場をかけて、北・中米のチームが3月から予選を行ってきた地区予選ですが、決勝ラウンドが行われ、ドイツ大会の出場国が決定しました。
 2グループに分かれて行われたグループステージでは、各グループの上位2チームが準決勝に進出でき、Group Aからはカナダとメキシコが、Group BからはUSAとコスタ・リカがそれぞれ進みました。
 準決勝の第1試合、カナダ-コスタ・リカ戦ですが、前半は主な動きはなく終了。後半に入り、1998年以来の優勝を目指して乗り込んできたカナダは62分にBelangerが得点を決め、先制しました。その13分後にFilignoが2点目を、3分後にはSinclairが3点目を挙げ、大量のリードを奪います。ロスタイムに入るとコスタ・リカのCruzのオウンゴールで4-0とつき離し、圧勝でカナダが決勝に進みました。第2試合のUSA-メキシコ戦は前半が勝負でした。対戦成績が25試合中24勝利を挙げているUSAが圧倒的に有利かと思われましたが、開始3分にメキシコのDominguezがゴールを決め、先制しました。USAはそれでもあせらずにゲームを進め25分にLloydがシュートを決め、同点に追い付きます。しかしわずか1分後にはPerezに追加点を挙げられ、メキシコ有利のゲームに変わりました。メキシコはその追加点を守りきり、2-1で決勝に進出、それと同時に北・中米代表のチケットも手に入れました。
 カナダとメキシコで行われた決勝は、後半にカナダがPKのチャンスを得ました。カナダのMathesonのコーナーからのボールがSchmidtの前に落ちシュートしますが、そのリバウンドをBelanger が反対サイドで受け取りました。そのときにメキシコのPerezがハンドでボールをノックし、ファウルをとられました。Perezはレッドカードで退場となり、カナダにはPKのチャンスが与えられました。キッカーはChristine Sinclairで、シュートを着実に決め、1-0とリードしました。このリードをカナダは死守し、目指していた優勝を手にしました。同日に行われたUSAとコスタ・リカの3位決定戦は3-0でUSAが勝利し、ワールドカップ出場への望みをつなげました。
 試合結果は以下の通りです。

試合結果

グループステージ
Group A 

1カナダ 2メキシコ 3トリニダート・トバゴ 4ガイアナ
Group B 
1USA 2コスタ・リカ 3ハイチ 4グァテマラ


準決勝11/5(金)
カナダ 4-0 コスタ・リカ
USA 1-2 メキシコ


決勝11/8(月)
カナダ 1-1 メキシコ

3位決定戦11/8(月)
USA 3-0 コスタ・リカ

国際大会情報

最後に負けを回避したUSA
USAナショナルチームは中国と試合を行い、1-1の引き分けでゲームを終了しました。CONCACAF女子ワールドカップ予選前に行い、本戦に向けて調整を行いました。

USA発
Alex Morganの初得点で追いついた!

 10/6(水)にUSAと中国が試合を行い、1-1の引き分けで終了しました。USAは通常のゲームのように、前半から積極的な攻撃を見せますが、次につなげることができずなかなかリズムをつかむことができません。21分には、右サイドにいたHeather O'Reilly北ボールをゴール前6ヤードにいたAbby Wambachにクロスであげ、シュートを試みましたが、中国のGKに阻まれて得点に至りませんでした。23分には左バックのRachel BuehlerがクロスでフリーになったShannon Boxxにボールを渡しますが、これも得点に結びつけることができません。その間に中国は37分にマ・ジュンが12ヤードの左のクロスでシュートを決めて先制。前半は中国が1-0とリードして終えました。 

 メンバーを少し入れ替えて後半に臨んだUSAは51分にチャンスをつかみました。Amy LePeilbetのロングキックをWambachがヘディング、Amy Rodriguezが右サイドからシュートをしますが、後半から出場のGKチャン・ヤンルに止められてしまいました。その6分後にもシュートチャンスは巡ってきますが、なかなか得点に結びつけることができません。残り3分、71分に交代したYeal Averbuchが右サイドにボールを落とすと、Wambachが中国のバックラインを駆け抜けてAlex Morganにパスしました。Morganは10ヤードのところまでボールを運び、左足でシュート。これが決まり、ぎりぎりのところで1-1の同点に追い付きました。Morganは国際試合初の得点をあげ、USAはなんとか引き分けに持ち込むことができました。

試合結果
10/6(水)USA 1-1 中国

国際大会情報

韓国が初のタイトルを獲得
カリブ海で行われたU-17 女子ワールドカップ。16チームが参加し、頂点を争いました。今回活躍したのは、韓国、日本、北朝鮮のアジア勢でした。大会の結果を振り返ります。

トリニダート・トバゴ発
アジア勢が4強に集結

 9/5(土)からカリブ海の国、トリニダート・トバゴで行われたU-17 女子ワールドカップ。各地の予選を突破した16チームが参加しました。
 各4チームが4グループに分かれて予選リーグが行われ、各グループの上位2チームが決勝トーナメントへ進みました。アジアから参加した韓国、日本、北朝鮮もそれぞれグループリーグを2位で通過し、決勝トーナメントへ進みました。
 決勝トーナメントの第1試合で、韓国はナイジェリアと対戦。ナイジェリアは開始早々に2得点を連続して挙げ、韓国をひき離します。しかし、粘る韓国は23分にナイジェリアに追いつき、そして延長戦で逆転しました。日本もアイルランド共和国に勝利、2連覇をねらう北朝鮮もパワフルなサッカーを展開するドイツをくだし、準決勝に進みました。
 準決勝は4チーム中3チームがアジア勢という展開で行われました。第1試合でスペインと対戦した韓国は、ナイジェリア戦で4ゴールを決めたヨ・ミジンがこのゲームでも活躍し、リードしていたスペインに追い付き逆転、決勝へ進みした。もうひと試合の日本・北朝鮮戦は、前半は得点がないものの、59分に北朝鮮のキム・クムジョンがゴールを決めて先制、しかしその10分後には日本の高木ひかりのシュートが決まり同点に、さらにその直後に横山久美が追加点をあげ、逆転で決勝進出を決めました。
 韓国と日本の争いになった決勝戦は得点争いの模様となりました。ゲーム開始6分に韓国が先制すると、その5分後に日本が同点に追い付き逆転。前半ロスタイムに韓国がさらに追い付き、後半には日本がまたリードするも韓国が追いつく、という展開となりました。結局延長戦でも決着はつかず、PK戦へ。韓国は5本きっちり決めましたが、日本はあと一歩及ばず、韓国が初優勝を飾りました。
 また、スペインと北朝鮮で行われた3位決定戦は、序盤から優勢にゲームを進めたスペインが1-0で勝利、上位3位をアジアが独占する形にはなりませんでした。
 大会結果は以下のとおりです。

◆大会結果

グループリーグ(9/5(土)~13(月))
Group A 1ナイジェリア 2北朝鮮 3トリニダート・トバゴ 4チリ
Group B 1ドイツ 2韓国 3メキシコ 4南アフリカ共和国
Group C 1スペイン 2日本 3ベネズエラ 4ニュージーランド
Group D 1アイルランド共和国 2ブラジル 3カナダ 4ガーナ

決勝トーナメント
準々決勝
9/16(木)ナイジェリア 5-6 韓国
              (4-4)
              (1-2)
       ドイツ 0-1 北朝鮮

9/17(金)スペイン 2-1 ブラジル
      アイルランド共和国 1-2 日本

準決勝
9/21(火)韓国 2-1 スペイン
      北朝鮮 1-2 日本

3位決定戦 
9/25(土)スペイン 1-0 北朝鮮

決勝
9/25(土)韓国 3-3 日本
          (3-3)
          (2-2)
        PK(5-4)

国際大会情報

FIFA U-20女子ワールドカップ開催
ドイツでは、U-20 女子ワールドカップが開催され、各地域の予選を勝ち抜いた16チームが参加して優勝を争いました。大会の模様をお知らせします。

ドイツ発

FIFAワールドカップ南アフリカ大会が終わってすぐの開催となった、U-20 女子ワールドカップドイツ大会。
16チームが4グループに分かれて予選が行い、各グループの上位2チームが決勝トーナメントへ進出しました。

 開催国でもあるドイツは、初戦のコスタリカに4-2、2戦目のコロンビアに3-1と勝利し、早々と決勝トーナメント進出を決めました。3戦目のフランスとの試合では、Alexandra Poppがハットトリックを決め4-1と快勝、グループトップで予選を突破しました。前回の覇者、北朝鮮はGroup Bで予選を行い、スウェーデンに敗れるものの2勝1敗とし、グループ2位で決勝トーナメントに進みました。Group Dでは、USAが第1試合のガーナ戦で1-1の引き分けとなり、順調なスタートを切ることはできませんでした。しかし、第2戦のスイス、第3戦の韓国にそれぞれ勝利し、2勝1分でグループ予選を1位通過しました。一方、Group Cで戦った日本はメキシコに3-3の引き分け、ナイジェリアに2-1と負けを喫し、決勝トーナメント進出とはなりませんでした。

 準々決勝の第1試合はドイツと北朝鮮。予選ですでに6得点をマークしたPoppがまず43分にゴールを決めて、試合を有利に進めました。北朝鮮は53分にチェ・ミギョンがイエローカードの蓄積で退場となり、10人での勝負に。ドイツは63分にPoppからパスを受けたSylvia Arnoldが追加のゴールを決めて2-0で勝利しました。準々決勝の第4試合、USAとナイジェリア戦は白熱したゲームとなりました。USAは9分にAmber Brooksがゴールを決め、1-0でリード。その後、USAは何度かシュートチャンスに恵まれますが、一向にシュートが決まりません。ナイジェリアも同じくシュートチャンスを生かせず、時間がどんどん進みます。79分にナイジェリアのフリーキックで、ゴール前にいたHelen Ukaonuがシュート。これが決まり、ナイジェリアが1-1の同点に追い付きました。終了10分前の段階で得点をとられたUSAは88分に逆転のチャンスを得ますが、これはゴール頭上を越え、得点にはなりませんでした。ゲームは延長戦に持ち込まれますが、延長も1-1で引き分け決着がつかず、PK戦へ。ナイジェリアの先行で行われますが、USAは1人目のNairnのキックはキーパーにセーブされてしまいます。ナイジェリアは4人目までキックに成功しますが、USAはさらに4人目もゴール頭上にボールが上がり、4-2でナイジェリアが勝利、USAは準々決勝で敗退となりました。
 準決勝に進んだドイツは韓国と決勝を目指して対戦。激しい雨の中で行われたゲームは、序盤は韓国がペースを握ったもののドイツが早々に得点を決めて、ゲームを有利に進めました。後半はハイペースな展開でドイツがさらに3点を追加しました。韓国は64分に1点を返すのが精いっぱいで、5-1と圧倒的な強さでドイツが決勝に進みました。

 決勝はドイツとナイジェリアで行われました。開始から早い時間に得点を決めてきたドイツはこの試合でも8分に1得点目を決めました。アフリカ勢で初めての決勝進出チームとなったナイジェリアはこの1点を許したものの、強固は守りでドイツに得点を与えませんでした。しかし、後半のロスタイムにドイツは追加点を挙げるチャンスに恵まれ、2-0でナイジェリアに勝利、自国での優勝を果たしました。
 また、今大会でトータル10得点をマークしたAlexandra Poppにはアディダス金の靴賞が贈られました。
大会結果は以下のとおりです。


◆大会結果

グループ予選
Group A  1ドイツ 2コロンビア 3フランス 4コスタリカ
Group B  1スウェーデン 2韓国 3ブラジル 4ニュージーランド
Group C  1メキシコ 2ナイジェリア 3日本 4イングランド
Group D  1USA 2北朝鮮 3ガーナ 4スイス

準々決勝
7/24(土) ドイツ 2-0 北朝鮮
      スウェーデン 0-2 コロンビア
7/25(日) メキシコ 1-3 韓国
      USA 1-1 ナイジェリア
       PK(2-4)

準決勝
7/29(木) ドイツ 5-1 韓国
      コロンビア 0-1 ナイジェリア

3位決定戦
8/1(日) 韓国 1-0 コロンビア

決勝
8/1(日) ドイツ 2-0 ナイジェリア

国際大会情報

U-17、U-19 の女子ヨーロッパチャンピオンが決定
ヨーロッパでは、U-17、U-19の大会がそれぞれ行われ、U-17 は9月に行われるワールド・カップの予選も兼ねていました。それぞれの大会結果をお伝えします。

スイス発
Arsenal スペイン、アイルランド共和国、ドイツがW杯へ

 スイスのニヨンで行われていたU-17 女子選手権大会は、スペインの初優勝で幕を閉じました。この大会は今年9月にトリニダート・トバゴで開催のU-17 女子ワールド・カップの予選も兼ねており、上位3チームがW杯へ出場できます。
 準決勝へは第2次予選グループリーグの各トップチームが進みました。第1試合のオランダ・スペイン戦は、前半に1点をリードし、さらに後半の始め、終了際に得点を追加したスペインが3-0と快勝しました。オランダも最後まで奮闘しましたが、スペインの勢いを止められませんでした。第2試合のドイツ・アイルランド共和国戦は、アイルランドのMegan Campbellsがフリーキックで1点を先取。それが決勝点となり、アイルランド共和国が決勝へ進みました。
 3位決定戦はドイツとオランダで争われました。ドイツはオランダのGKの強固な守りに阻まれながらも30分に先制点を挙げました。後半には、さらに2本のゴールが決まり、3-0とオランダに競り勝ち、W杯への参加を決めました。
 決勝はスペインとアイルランド共和国で行われました。スペインは開始早々からゲームのリズムをつかみにかかりますが、アイルランドも早々から攻撃をしかけ、白熱したゲームとなりました。両チームともゴールチャンスを何度も得ますが、なかなか得点に結びつけることができず、PK戦までもつれ込みました。PK戦ではスペインのGK、Dolores Galliardoがアイルランドを1点に押さえ、スペインに初優勝をもたらしました。これでスペイン、アイルランド共和国、ドイツがヨーロッパ代表として、ワールド・カップへ出場することになりました。


◆大会結果

第2次予選
Group 1 1オランダ 2イタリア 3イングランド 5セルビア
Group 2 1スペイン 2デンマーク 3スイス 4ベルギー
Group 3 1アイルランド共和国 2スウェーデン 3ポーランド  4ウクライナ
Group 4 1ドイツ 2ノルウェー 3オーストリア 4フィンランド

準決勝
6/22(火)オランダ 0-3 スペイン
     アイルランド共和国 1-0 ドイツ

3位決定戦
6/26(土)オランダ 0-3 ドイツ

決勝
6/26(土)スペイン 0-0 アイルランド共和国
         (4-1)

国際大会情報
マケドニア発
Arsenal U-19 はフランスが制覇

 U-17 女子選手権に先だって、U-19 女子選手権が行われました。大会は予選を通過した8チームで決勝トーナメントのグループステージが行われ、各グループ上位2チームが準決勝に進みました。
 準決勝は、2試合がそれぞれPK戦へもつれ込む白熱したゲームとなりました。第1試合はドイツとフランスで争いました。先に得点を決めたのはフランスで、ドイツのパワーとスキルに圧倒されながらも、28分にSolene Barbanceが先制点を挙げました。しかし、ドイツも9分後にKyra Malinowskiが1点を返し、同点に。その後どちらも得点を得られず、PK戦へ。フランスは慎重にシュートを決めますが、ドイツはValeria Kleiner が失敗、フランスが勝利しました。もう1試合のオランダ・イングランド戦は、0-0のままPK戦に入りますが、オランダが1人シュートに失敗し、準決勝敗退となりました。
 決勝はフランスとイングランドで争われました。25分にJessica Holbrookのゴールでイングランドが先制しますが、4分後にはLucia BronzeのエラーでフランスのRosa Lavaudが同点とします。55分にはPaulone CrammerがイングランドGKがクリアしたボールをシンプルに押しこみ、追加点を挙げました。イングランドはその後追加点を挙げられず、2-1でフランスが2度目の優勝を飾りました。大会結果は以下の通りです。


◆大会結果

決勝トーナメント・グループステージ
Group A  1ドイツ  2イングランド 3イタリア 4スコットランド
Group B  1オランダ 2 フランス 3スペイン 4マケドニア

準決勝
6/2(水)ドイツ 0-0 フランス
        (3-5)
     オランダ 0-0 イングランド
        (4-5)
決勝
6/5(土)フランス 2-1 イングランド

国際大会情報

オーストラリアが初のアジア女王に
2011年のワールドカップ予選も兼ねたAFCアジア女子カップの決勝が行われ、オーストラリアが初優勝を果たしました。大会の結果を振り返ります。
(2010.6.4)

中国発 オーストラリア、北朝鮮、日本がW杯出場決定

2009年より予選が行われてきたAFCアジア女子カップですが、5/19(水)からファイナルが行われました。出場チームは予選ラウンド2の3グループのトップ、タイ、ベトナム、ミャンマーと日本、韓国、北朝鮮、中国、オーストラリアの計8チームです。
4チームに分かれてのグループ予選は、Group Aは日本と北朝鮮が、Group Bは中国とオーストラリアが準決勝進出を決めました。
今大会はワールドカップ出場の予選も兼ねており、トップ3が出場権を手にすることができるため、準決勝はとても重要な試合となりました。第1試合の日本・オーストラリア戦は、終始日本が試合のペースをつかんでいました。日本は華麗なパスまわしでオーストラリアゴールを再三襲いますが、ゴールにつなげることができません。一方、オーストラリアは日本の攻撃を跳ね返すのが精いっぱいでしたが、前半のロスタイムにFKのチャンスを得ました。日本ゴールの40m手前からキックしたボールはGKの海堀に一度クリアされましたが、そのこぼれ球がゴール正面にいたキャスリン・ジルに転がり、そのままシュート。オーストラリアが1点を先制しました。後半も日本がオーストラリアゴールを激しく襲いますが、ゴールにつなげることができず、オーストラリアがこの1点を守り抜き、決勝進出を果たしました。第2試合の中国・北朝鮮戦は延長にもつれ込むほどの接戦でした。90分スコアレスで試合を進めてきた北朝鮮はPK戦にもつれ込む寸前に、キム・キョンファがゴールを決め、1-0で決勝進出を決めました。
オーストラリアと北朝鮮で行われた決勝も白熱した試合となりました。オーストラリアは18分にサム・ケールが先制点を挙げ、試合を有利に運びました。北朝鮮はゲームの多くの時間、ボールを支配していたものの、なかなか得点を挙げることができませんでした。しかし、72分にソン・ジョンスンのボールに合わせてジョ・ユンミがシュートを決め、1-1の同点に追いつきました。その後、どちらシュートを決めることができず、PK戦にまでもつれこみました。オーストラリアな確実にシュートを決め、北朝鮮はユ・ソンミの失敗で5-4とオーストラリアが勝利し、ディフェンディングチャンピオンの北朝鮮を下し、初のアジア女王に輝きました。また、3位決定戦は2-0で日本が中国に勝利し、最後のチケットを手に入れました。

◆大会結果
□Round 1
1ヨルダン 2ウズベキスタン 3キルギスタン 4パレスチナ 5モルジブ

□Round 2

Group A 1ミャンマー 2ヨルダン 3チャイニース・タイペイ 
Group B 1タイ 2ウズベキスタン 3イラン
Group C 1ベトナム 2香港 3キルギスタン 

□Finals

Group A 1日本 2北朝鮮 3タイ 4ミャンマー
Group B 1中国 2オーストラリア 3韓国 4ベトナム

準決勝
5/27(木)日本 0-1 オーストラリア
      中国 0-1 北朝鮮

3位決定戦
5/30(日)日本 2-0 中国

決勝
5/30(日)オーストラリア 0-0 北朝鮮
                 (5-4)

国際大会情報

2月に恒例のArgrave Cupが行われました。昨年優勝を逃したUSAは、今年はどんなゲームを見せてくれたのでしょうか。また、決勝で敗れたスウェーデンとの試合の結果などをお伝えします。
(2010.5.7)

ポルトガル発 昨年の雪辱を果たしたUSA


予選トーナメントで激突

 2/24(水)からポルトガルで行われたArgrave Cup。今年も12チームが参加して行われました。
 第1試合のアイスランド戦は波に乗るまでに時間がかかりました。前半にゴールチャンスも何度かありましたが、うまく生かせません。しかし、アイスランドのオウンゴールで60分にラッキーな先制点を挙げました。さらにその1分後、Lauren Cheneyが右サイドからのボールをシュートし、2点目を挙げました。アイスランドはペナルティキックのチャンスを得ながらも、GKのHope Soloにゴールを阻まれ、USAが2-0で1勝を挙げました。
 第2試合のノルウェー戦はWambachが2得点を稼ぎ、2-1で勝利しました。第3試合は、昨年おしくも優勝を逃した決勝戦の相手、スウェーデンとのゲームでした。スウェーデンはノルウェーとのゲームを2-2の引き分けで落とし、USA戦には何としても勝利したいところでした。前半はスウェーデンが積極的に攻めますが、なかなか得点に結びつきませんでした。USAは56分、右からパスを受けたCheney はキーパーの左の鋭い角度へシュートしました。これが決まり、先制点を挙げました。スウェーデンは得点を挙げるためにあせりますが、87分にはまたもやCheneyが20ヤードのショットを決め、2-0としました。このままUSAは逃げ切り、チャンピオンシップに臨むことになりました。
 今年のチャンピオンシップはドイツとの対戦で、決勝の奪いあいとなりました。18分にUSAのCarli Lloydのゴールが早々と決まり先制。4分後にはWambachがそれに続き2点目を決めました。40分にはドイツのフォワード、Inka Gringsが1点を返しますが、69分にはCheneyがシュートを決め3-1とドイツを引き離しました。ドイツは74分にGringsが2点目を追加しますが、それ以降は得点に結びつけることができず、3-2でUSAが勝利しました。USAは2年ぶり7度目の優勝を飾りました。大会結果は次の通りです。

◆大会結果
Group A:1.ドイツ 2.中国 3.デンマーク 4.フィンランド
Group B:1.USA 2.スウェーデン 3.ノルウェー 4.アイスランド
Group C:1.ルーマニア 2.ポルトガル 3.オーストリア 4.フェロー諸島

◆順位
1.USA 
2.ドイツ 
3.スウェーデン 
4.中国 
5.デンマーク 
6.ノルウェー 
7.ルーマニア 
8.アイスランド 
9.フィンランド 
10.ポルトガル 
11.オーストリア 
12.フェロー諸島


国際大会情報

日本にトップを明け渡した中国
2/10(水)から 3日間、日本で東アジア女子サッカー選手権が開かれました。中国は本来の力が出ず、日本が2連勝を飾りました。そのほか、ポルトガルで行われた Algrave Cupの結果をお伝えします。

日本発
中国がアジアの女王から転落

 2/6(土)から東京・国立競技場と味の素スタジアムで行われていた東アジア女子サッカー選手権。日本、中国、韓国、チャイニーズ・タイペイの4チームが参加して行われました。
 初戦に2-0と日本に敗れた中国は、第2試合で韓国と対戦しました。韓国は先の試合で台湾に勝って勢いにのっており、中国はどうしても負けられない試合となりました。前半は両チーム無得点で終わりましたが、後半6分に中国のマ・ジャオジュがクロスボールをゴールし、先制点を挙げました。さらに、ユアン・ファンのヘディングが韓国ゴールに入り2点目を追加しました。韓国は85分にチ・ソヨンがゴールを決めて反撃に出ますが、及ばず2-1と中国が何とか韓国に競り勝ちました。
 中国は最終試合でチャイニーズ・タイペイを3-0で下し、2位となりました。中国のシャン・ルイファ監督はエースのマ・ザオジュが以前のプレーを取り戻せば、もっと試合で活躍しただろう、とコメントしています。
試合結果は以下の通りです。

■大会結果
  1.日本 2.中国 3.韓国 4.チャイニーズ・タイペイ

2/6(土) 日本 2-0 中国
2/7(日) 韓国 4-0 チャイニーズ・タイペイ
2/10(水) 中国 2-1 韓国
2/11(木) 日本 3-0 チャイニーズ・タイペイ
2/13(土) チャイニーズ・タイペイ 0-3 中国
     日本 2-1 韓国

国際大会情報
ポルトガル発
USAが2年ぶりに優勝

 2/24(水)よりAlgrave Cupが行われ、ドイツ、スウェーデン、デンマーク、USAなど12チームが参加しました。
 昨年決勝でスウェーデンに敗れたUSAは、今年はグリープリーグからスウェーデンと対戦することになりました。第1試合のアイスランド戦は、アイスランドのオウンゴールとLuaren Cheneyのゴールで2-0と快勝しました。2回戦のデンマーク戦は Norway に1点を取られるものの、Abby Wambach が2得点をマークし、2-1でこちらも快勝しました。グループリーグ最後のスウェーデン戦は前半を0-0で折り返すものの、56分に Cheney がキーパーの左にゴールし、先取点を挙げました。残り30分で2点を奪わなくてはならなくなったスウェーデンは逆に残り3分になって、USAに得点チャンスを与えてしまいました。そのチャンスに Cheney が再びシュートを決め、USAが2得点目を挙げました。
 グループリーグをトップ通過したUSAは、優勝をかけてドイツと対戦しました。18分にCarli Lloyd'sのゴールが決まり、その4分後にWambachがさらにゴールをきめ、2-0で前半にドイツを引き離したかに見えましたが、40分にドイツのInka Gringsが1点を決め、2-1で終了しました。後半に入ると、69分にドイツのキーパーのミスでUSAはさらに得点を追加し3-1としました。その5 分後、ドイツが粘りを見せGringsが2得点目を追加しますが、その後の反撃は及ばず、3-2でUSAが2年ぶりの勝利を飾りました。大会結果は以以下の通りです。

◆大会結果
 GroupA : 1.ドイツ 2.中国 3.デンマーク 4.フィンランド
 GroupB : 1.USA 2.スウェーデン 3.ノルウェー 4.アイスランド
 GroupC : 1.ルーマニア 2.ポルトガル 3.オーストリア 4.フェロー諸島

1.USA
2.ドイツ
3.スウェーデン
4.中国
5.デンマーク
6.ノルウェー
7.ルーマニア
8.フィンランド
9.アイスランド
10.ポルトガル
11.オーストリア
12フェロー諸島

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